日本vs南アフリカ戦試合結果
試合 | 決勝トーナメント準々決勝 |
対戦 | 日本代表vs南アフリカ代表 |
日時 | 2019年10月20日(日)19:15 |
場所 | 東京スタジアム(味スタ) |
観客数 | 48,831人 |
結果 | 日本 3-26 南ア |
トライ | 日本0、南ア3 |
MVP | SHファフ・デクラーク(南ア) |
前半、日本は攻めあぐねるも南アにくらいつく
日本はプール戦を4連勝&1位で突破し、W杯で初の決勝トーナメント進出を果たした。
決勝T準々決勝の相手は南ア代表。
ファンは2015年W杯に続いての勝利を期待、19:15にキックオフのホイッスルが鳴った。
前半4分、南アはスクラムで日本を押し込み、ショートサイドからアタックしたWTBマピンピがSO田村を弾いてトライ。
SOポラードのキックは外れたものの、南アが5-0と先制した。
日本はその後もスクラム、ラインアウトで南アから強いプレッシャーを受けた。
9分、南アPRムタワリラがPR稲垣に対する危険なタックルでシンビン(10分間の退場)に。
そして日本は素速いパス回しとWTB福岡のゲインでチャンスを得るも、オフサイドの反則でチャンスを逃しスコアならず。
20分、日本は南アのスクラムを押し込みペナルティを獲得、田村がPKを成功させ3-5と迫った。
その後、南アに攻められる時間が続くものの、南アのミスにも助けられ前半は3-5と僅か2点のビハインドで折り返した。
9月に対戦した際に課題となったハイパンはしっかり確保、後半に期待がかかる前半だった。
後半、地力に勝る南アが試合の主導権を握る
前半終了間際に南アは足がつったHOムボナンビに代わって世界一のHOマークスがピッチへ。
この交代が影響したのか、日本はスクラムであきらかに劣勢となり、立て続けにスクラムでのペナルティからPKを決められる。
後半24分で、日本は3-14とリードを広げられた。
26分、南アはモールで10m以上押し込むと、HOマークスがボールを持ち出し、SHデクラークへのオフロードが通ってトライ。
さらに30分、南ア陣内で攻めていた日本はPR愛がノックオン。
カウンターに転じた南アはSOポラード、FBルルーが大きくゲイン、WTBマピンピがトライを決めた。
後半、日本は南アの堅守とFWのパワープレーに苦しみ、なかなかアタックさせてもらえず。
32分にベテランの田中を投入したもののトライを奪うことはできず、日本は南アに3-26で敗れた。
日本はベスト4進出とはならなかったものの、試合後の晴々とした選手の表情が今大会の充実ぶりを物語っていた。