2018年度トップリーグの観客動員は平均で5,153人
トップリーグは2018-19シーズン120試合の総入場者数(観客動員)を発表した。
結果は1開催平均「5,153人」、総入場者は「458,597人」で、目標に掲げていた「総入場者50万人」を下回る結果に。
前年度2017-18シーズンの1開催平均5,688人、総入場者466,446人にも及ばず、W杯前年ながら、その機会を活かすことはできなかった。
なお「1開催」となっているのは、秩父宮等で2試合を行った場合は多い方の数字を採用しているため。
総入場者458,597人を全120試合で割った「1試合平均」は「3,821人」になる。
J2の平均観客動員は1試合7,049人(2018年)
人気面ではJ2にも遠く及ばないのが現状だ。
最多は9/1トヨタvsサントリー戦(@トヨタ)の「3万1,332人」、最少は12/15コーラvs豊田織機戦(@金鳥)の「736人」だった。
トヨタvsサントリーの3万1,332人はトップリーグの歴代最多入場者の記録となったが、トヨタ社員や関係者の「動員」によるものが大きい。
ただでさえラグビー人口は大きく減少している(過疎化が進む高校ラグビー)
トップリーグは2020年度からH&Aなどを導入する「新リーグ」へ移行するとしているが、この改革が中途半端なものになった場合「日本ラグビーの終わりの始まり」になる可能性も。
「ラグビー人気は2019年W杯がピークだった」とならないよう、トップリーグの大胆な改革が求められる。
トップリーグの歴代観客動員は以下の通り。
トップリーグ歴代入場者数
シーズン | 平均 | 総入場者数 |
2018 | 5,153 | 458,597 |
2017 | 5,688 | 466,446 |
2016 | 5,059 | 460,364 |
2015 | 6,470 | 491,715 |
2014 | 4,719 | 396,421 |
2013 | 4,300 | 365,491 |
2012 | 4,960 | 362,068 |
2011 | 4,768 | 338,543 |
2010 | 4,762 | 347,612 |
2009 | 4,784 | 349,243 |
2008 | 5,202 | 384,954 |
2007 | 4,770 | 319,566 |
2006 | 4,684 | 295,107 |
2005 | 3,610 | 187,717 |
2004 | 4,546 | 209,140 |