「新」熊谷ラグビー場へのアクセス&スタジアム訪問記
ラグビーW杯に向けて大規模な改修工事が行われた熊谷ラグビー場。
2018年10月20日に「こけら落とし」としてホームのパナソニックvsキヤノンの試合が開催、その様子をまとめてみた。
W杯に向けて盛り上がる熊谷市


熊谷ラグビー場の最寄り駅「熊谷駅」の改札を出ると、そこにはW杯の開催を知らせる大きなロゴが。
この他にも「W杯まであと○○日」との電光掲示板などがあり、熊谷市のW杯への意気込みが溢れていた。
熊谷駅→熊谷ラグビー場は徒歩で約1時間

こけら落とし当日はW杯の予行ということもあり、駅からラグビー場まで無料のシャトルバスも運行されていた。
歩く場合は駅から4kmほど真っ直ぐ進み、1時間ほどで到着。熊谷ラグビー場への入り口にはコンビニも。
熊谷スポーツ文化公園

熊谷ラグビー場(赤枠)は熊谷スポーツ文化公園の広大な敷地内にあり、ラグビー場3つの他に、陸上競技場、ソフトボール場、ドーム、公園などがある。
熊谷ラグビー場(バックスタンド裏)

ローソンの方から入っていくと熊谷ラグビー場バックスタンド側の入場口に。
熊谷ラグビー場(メインスタンド横)

こちらはメインスタンド側。スタンドを覆う屋根があり、その下が入場口となっている。
ラグビー場横の広場ではイベントや様々な店が出店


この日はラグビー場横の広場で芸能人などが出演した様々なイベントが開催。
さらに多数の飲食店やラグビー関連ショップが出店し、試合前から多くの賑わっていた。
パナソニックとキヤノンの登録メンバー外の選手も気さくに写真撮影やサインに応じるなど交流、ファンがその体の大きさに驚いていたのが印象的。
熊谷ラグビー場


ゴールポスト裏からの眺めと座席。座席にはカップホルダーも付いている。
傾斜は最大35度でどの席からも観戦しやすい設計になっている。
電光掲示板

大型映像装置も新たに設置された。
熊谷ラグビー場(メインスタンド)


メインスタンドの上の方の席は屋根で覆われているので雨が降っても大丈夫。
熊谷ラグビー場(バックスタンド)

両チームの応援団など熱心なファンが集まるバックスタンド。
選手のベンチ

リザーブの選手が座るベンチはメインスタンド前方にあり、この通り透明なガラスで覆われている。
ゴールポスト裏最前列からの眺め


ピッチまでの距離が短いので、非常に観やすく選手の声もよく聞こえる。
熊谷ラグビー場のトイレ

ピカピカのトイレ、蛇口から出たのが「温水」というのがありがたい。
メインスタンド裏コンコース


地元熊谷にちなんだグルメやビールなどを売る店が出店、ハーフタイム時には行列ができていた。
メインスタンドからの眺め

トップリーグの試合の場合、チケット料金はメインスタンドの方が高くなるので、特にこだわりがなければその他の席(自由席)がおすすめ。
熊谷ラグビー場全体

スタジアムはラグビー専用スタジアムだけあって観戦するには最高の環境。
秩父宮ラグビー場と比べても傾斜がある分、非常に観やすくプレーの迫力を感じることができる。
この日は日本代表組が合宿中で不参加ということもあり観客数は13,849人。
W杯の試合が行われるのは3試合。
W杯後に24,000人の観客が入るスタジアムをどう活用して盛り上げていくかが課題となりそうだ。
熊谷ラグビー場へのアクセス
最寄り駅はJR熊谷駅で、駅から熊谷スポーツ文化公園まで歩くと約1時間。
バスを利用すると通常は15分ほど。トップリーグやW杯開催日はシャトルバスも利用できるが、乗るのに時間を要する(特に帰り)
東京駅→熊谷駅は新幹線で38分、上野東京ラインで1時間13分。渋谷・新宿→熊谷駅は湘南新宿ライン快速直通で1時間15分ほど。
高崎駅→熊谷駅は新幹線で18分、高崎線で47分。
熊谷スポーツ文化公園には駐車場はあるものの、W杯の試合の際には利用できないので、車で行く場合はパーク&バスライドを利用する。【動画】ラグビー日本代表関連「特選動画集」