ハカ(NZ代表オールブラックス)について解説!なぜラグビーの試合前に踊る?

NZ代表オールブラックス

ハカ(NZ代表オールブラックス)について

「がんばってがんばってゴー!」

ラグビーを普段観ない方でも黒衣のジャージを身にまとったラグビーNZ代表「オールブラックス」の踊り「ハカ(Haka)」を一度は目にしたことがあるのではないだろうか?

これは「頑張って」と言っているのではなく、NZ先住民族のマオリ語で「Ka mate(私は死ぬ)」を表す。

彼らがテストマッチの前に踊るハカは一度観ただけで、その勇ましさと迫力で記憶に残るはずだ。

オールブラックスはその圧倒的な強さに加え、ハカを踊ることで他の代表チームとは異なる特別な存在になっている。

2018年11月3日には東京の味の素スタジアムで日本代表がオールブラックスと対戦(日本vsNZ)。

さらに2019年のラグビーワールドカップ日本大会でオールブラックスはW杯3連覇を目指す。

日本で生のハカを観るチャンスが何度も訪れる。

そこで、ここではNZの文化や歴史に深く関係している「ハカ」を知るべく、ポイントをまとめてみた(オールブラックスの強さの理由を知りたい方はこちら

ハカ(Haka)について

NZやトンガ、フィジー等、オセアニア地域の先住民族は戦いの前に戦意高揚や相手を威嚇するため「ウォークライ(War Cry、戦いの叫び)」という踊りを行っていた。

NZの先住民族「マオリ族(Maori)」のウォークライを「ハカ(Haka)」と呼ぶ。

ラグビーでは1905年にNZ代表(愛称オールブックス)の選手が相手に敬意を示すために踊ったことが始まりとされ、以後試合前の儀式として行われるようになった。

NZではマオリの文化を学び継承するために小学校などでハカを覚え、結婚式、お葬式、歓迎式など特別な行事の際にハカが披露される。

ハカを声で先導するリード役はマオリの血を引いた選手が担当するのが慣例となっており、現在のオールブラックスではTJ・ペレナラ(下写真の選手)が担当している。

なお、マオリの血を引き継ぐ選手はマオリ族の慣習であるタトゥーを入れていることが多い。

TJ・ペレナラ

オールブラックスのハカは2種類

ハカは多くの種類があり、NZのスーパーラグビーの各チームもオリジナルのハカを持っている。

オールブラックスのハカは「カマテ(Ka Mate)」と「カパオパンゴ(Kapa O Pango)」の2種類ある。

テストマッチの前にはこの2つのどちらかが披露されるが、負けられない試合や重要な試合の際はカパオパンゴ、その他の試合はカマテとなることが多い。

「カマテ(Ka Mate)」動画と歌詞・意味

Taringa Whakaraong!
(よく聞け!)
Kia rite!Kia rite!
(準備しろ!)
Kia mau hi!
(強く握れ!)
Ringa ringa pakia!
(手を叩け!)
Waewae takahia kia kino nei hoki Kia Kino hei hoki!
(強く足を踏み鳴らせ!)

Ka mate! Ka mate!
(私は死ぬ!私は死ぬ!)
Ka ora! Ka ora!
(私は生きる!私は生きる!)
Ka mate! Ka mate!
(私は死ぬ!私は死ぬ!)
Ka ora! Ka ora!
(私は生きる!私は生きる!)
Tenei te tangata puhuruhuru
(見よ、この勇気ある者を)
Nana nei i te tiki mai,
(ここにいる毛深い男が)
Whakawhiti te ra!
(再び太陽を輝かせる!)
A upane! ka upane!
(一歩はしごを上へ!さらに一歩上へ!)
A upane, ka upane
(そして最後の一歩、そして外へ一歩!)
Whiti te ra!
(太陽の光の中へ!)
Hī! (昇れ!)

「カパオパンゴ(Kapa O Pango)」動画と歌詞・意味

Taringa Whakarongo!
(よく聞け!)
Kia Rite! Kia Rite! Kia Mau!Hi!
(準備して並べ!)

Kapa O Pango kia whakawhenua au I ahau!
(オールブラックスよ、国をひとつにさせてくれ!)
Hi aue ii!
(今だ!)
Ko Aotearoa e ngunguru nei!
(鳴動する我らの国よ!)
Au, au aue ha!
(今こそ、我が奮起する時!)
Ko Kapa O Pango e ngunguru nei!
(それこそが我らをオールブラックスたらしめる!)
Au, au, aue ha!
(今こそが その時だ!)
I ahaha!
(輝く時だ!)
Ka tu te ihiihi
(我々が支配し)
Ka tu te wanawana
(その優位は偉大なる勝利となり)
Ki runga ki te rangi e tu iho nei, tu iho nei ihi !
(敬われ高く掲げられる)
Ponga ra!
(シルバーファーン!)
Kapa O Pango, aue hi!
(我々はオールブラックス!)
Ponga ra!
(シルバーファーン!)
Kapa o Pango, aue hi!
(我々はオールブラックス!)

マオリABsとスーパーラグビーチームのハカ

ここからはNZに本拠地を置くチームのハカや話題となったハカを動画でご紹介。

マオリオールブラックス「Timatanga(ティマタンガ)」

ブルーズ「He Toa Takitini(ヘ・トア・タキティニ)」

クルセイダーズ「Takina Te Kawa(タキナ・テ・カワ)」

チーフス「He Toa Takitini(ヘ・ピコ・タニファ)」

ラグビー界の英雄「ジョナ・ロムー」に捧げるハカ

結婚式でのハカ

アウェイでの大ブーイングの中のハカ

イングランドvsNZ(Twickenham Stadium)

ウェールズvsNZ(Millennium Stadium)

ラグビートンガ代表、サモア、フィジーのウォークライ(ハカ)

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オールブラックスが最強であり続ける理由

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