ラグビーとアメフトの違いは?基本ルールを初心者向けに解説!

ラグビーとアメフトの違い

ラグビーとアメフトの違いは?

日本大学vs関西学院大学の「アメリカンフットボール」の試合で起こった危険なタックルが大きな社会問題になっている。

この問題は単なる一選手のラフプレーに止まらず、巨大な権力を持った指導者が独裁政権のように選手やコーチを支配してクラブを私物化していた点と、それを許していた大学のガバナンスにまでメディアの追求が続いている。

連日ワイドショーやニュースが取り上げられているため、もはやこの出来事を知らない人はいないのでは?と思うほどだが、驚くことに、この件とは全く無関係の「ラグビー協会」などにもタックル問題についてクレームの声が寄せられているという。

ラグビーとアメフトはボールの形やタックルなどのコンタクトプレーの面で似通った点も多いが、全く別の競技。ごく僅かだと思うが、スポーツに興味のない方などはその違いが分からないようだ。

ラグビーはイギリスやフランス、NZ等では非常に人気があり、アメフトはアメリカ人が熱狂するスポーツで、ファンを魅了する魅力が多く詰まっている。

日本においては人気や競技人口で野球やサッカー、バスケに遅れをとっているが、ラグビーやアメフトは他の競技にはない迫力やチームプレー、戦術を楽しむことができる。

ここではラグビーやアメフトを全く知らないという方にこの2つの競技の基本の「キ」を解説し、比較をしてみた。

「ラグビー」の基礎知識・基本ルール

ラグビーは1チーム15人(FW8人、BK7人)、前半/後半40分ずつで、走ったり(後ろへ)パスをしたりキックをしながら前進して、相手チームのゴールラインを超えてボールを置く(トライ)ことを目指すスポーツ。

得点はトライが5点、トライ後のキックが2点、相手の反則から得たペナルティキックの得点が3点。

主な反則は、持っているボールを前に落とすプレー(ノックオン)、肩より上へのタックル(ハイタックル)などがある。

↑の動画はNZ代表(黒)とオーストラリア代表(黄)の試合で、0:40の時点で黄色の選手がボールを投げ入れたプレーを「ラインアウト」、1:45に両チームのFWの選手が組み合っているのを「スクラム」と呼び、これらのプレーがラグビーの見所でもある。

ラグビーはイギリス発祥のスポーツのため、ヨーロッパとイギリスのかつての植民地(南ア、オセアニア諸国等)で盛んに行われている。

なお、7人制ラグビーは2016年のリオ五輪からオリンピックの正式種目になった。

地上波でのテレビ中継は少ないが、6月、11月の日本代表の試合や冬の大学ラグビーの試合はNHKや日テレでも生放送される。(6月日本代表のTV放送

「アメリカンフットボール」の基礎知識・基本ルール

アメフトは1チーム11人、試合時間は4クォータ計60分(1Q=15分)で、攻撃と守備側が明確に別れてプレーを行い、パスやランで相手チームのエンドゾーンへ向かいタッチダウンを狙うスポーツ。

↑の動画は社会人チーム「オービックシーガルズ」のルール解説動画で、コンパクトで非常に分かりやすいので、これを観れば基本を抑えられる。

得点はタッチダウンが6点、その後のキックが1点、地面に置いてキックをするフィールドゴールが3点。

攻撃側は4回の攻撃で10ヤード(=約9m)以上進めば、さらに4回の攻撃をすることができ、10ヤード以上進めなければ攻守交替となる。

1回の攻撃で前に投げられるパスは1回のみ。そのため、パスプレーはリスクを侵して大きく前進したい時、ランプレーは確実性を求める時に使う。

アメフトはその名の通りアメリカで生まれたスポーツで、母国アメリカでは人気No.1のスポーツ。

毎年2月に開催されるプロリーグ「NFL」の優勝決定戦「スーパーボウル」は国民的行事となっており、その視聴率は毎年全米での年間視聴率No.1を記録、ハーフタイムショーにも大きな注目が集まる。

ラグビーとアメフトの違い

ラグビー 項目 アメフト
イギリス ルーツ アメリカ
40分×2 試合時間 15分×4
15人 プレー人数 11人
8人まで 選手交替 制限なし
白ベース ボールの色 茶色ベース
なくてもok 防具 ヘルメット等
「H」の形 ゴールポスト 「Y」のような形
反則 前にパス ok
ボール持った相手のみ タックル ボールを持っていない選手へのブロックも可
欧州、オセアニア等 盛んな国 アメリカ
7人制ラグビー 五輪種目 なし
トップリーグ 社会人リーグ Xリーグ
帝京、明治、東海、天理等 大学強豪 関学、立命、法政、日大等
トライ 5点 得点 タッチダウン 6点
その後のキック 2点 その後のキック 1点
ペナルティキック 3点 フィールドゴール 3点

なお、2019年9月にはラグビーのワールドカップが日本で開催される。

興味を持った方はこの機会に実際にスタジアムで観戦してみてはいかが?

ラグビーW杯2019日本大会「全48試合の日程と試合会場、対戦組み合わせ」

2017.11.02