【観戦記】トップリーグ2015東芝対リコー

廣瀬俊朗

12月5日(土)トップリーグ第4節東芝対リコー戦はラグビーの町、埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で開催された。熊谷ラグビー場は改修されたうえ、2019年のW杯が開催される。

熊谷駅からラグビー場行きの臨時運行のバスに乗り込むも、まさかの「ラグビー渋滞」でバスがほとんど動かない状況。通常であれば10分ほどの距離のところ、30分も時間を要して熊谷ラグビー場に到着。

この日は快晴で12月とは思えないほどの暖かさで、まさにラグビー日和。熊谷ラグビー場ならではの芝生の観客席で寝転んだり、ビールを飲んで試合観戦するのがなんとも心地よい。

トップリーグ東芝対リコー

東芝はここまで2勝1敗、リコーは3連敗とトップリーグ残留すら危ぶまれる状況で負けられない状況。なんとかこの試合をきっかけにチーム状態を立て直し、リーグ後半戦に望みをかけたいところ。

オーストラリア代表のバーナード・フォーリーのキックで試合開始

バーナード・フォーリー

早くもリコーの顔となりつつあるSOバーナード・フォーリー。

スクラムは互角

スクラム

東芝の第一列には三上、湯原と日本代表の選手が顔を揃えているが、スクラムは互角。なお、東芝はリーチは打撲で登録されず、大野、メッサムはベンチスタート。

試合は序盤から東芝がマイボールをキープ

東芝のトライ

試合開始とともに東芝が攻め込み、リコーは防戦一方。前半20分までに東芝は早くもトライを4つ決めて一方的な展開に。

リコーのラインアウト

ラインアウト

ボールをキャッチしたのは日本代表のブロードハースト。リコーはセットプレーは安定しているものの、反則が多く、デフェンスが甘いのが課題。

東芝のラインアウト

東芝のラインアウト

今年帝京大から東芝に新規加入したLOの小瀧がキャッチ。スロワーは湯原。

東芝はゴール前ではモールで攻める

東芝のトライ

ゴール前にボールを持ち込んだらこっちのものと言わんばかりに、モールで攻め込んでトライ。リコーはディフェンスに粘りがなく、あっさりトライを許す。前半終了時点で38-0と早くも試合は勝負ありの展開。

熊谷ラグビー場のお店

熊谷ラグビー場

この日座ったのは芝生席があるバックスタンド。スタンド裏ではこのような手作りのお店が。ビールが600円と高いのが残念。

廣瀬のラン

東芝対リコー

日本代表WTB廣瀬のラン。体は小さいものの、早くて素早く見ていて楽しい選手だ。

大野の登場で会場が湧く

大野

ラグビーのオールドファンには人気No.1?の大野の登場で熊谷が沸く。熊谷は秩父宮と違って、ラグビー好きな50代、60代の男性が多い印象。

リアム・メッサムの登場

メッサム

大野の次は現役のオールブラックスの選手であるリアム・メッサムも登場。

メッサム

そのメッサムがラインアウトをキャッチ。

52-7で東芝が圧勝!

試合終了

前半の大量得点でリードした東芝が勝利。リコーは1トライを挙げるのがやっとで、4連敗。リコーは第2節で今季トップリーグに昇格したHondaにも負けるなど、非常に厳しいシーズン。

トップリーグ上位の東芝との戦いとはいえ、ここまで一方的な試合になると、現状16チームで戦っているトップリーグのチーム数を削減するなどの対策が必要ではないか。

18 チームあるJリーグでも同じような議論があるが、ラグビーは国内のチーム数も野球・サッカーに比べると少なく、上位と下位の試合で実力差があると、つまらない試合が増えるだけでなく、国内ラグビーの実力向上にも繋がらない。

リコーは海外からフォーリーや今日出番がなかったウィリアムズを獲得するなど強化を図っているが、まずは核となる日本人選手が出てこないと今後も厳しいだろう。