新国立競技場へのアクセスと場内の紹介
2020年1月11日、新国立競技場で初めてラグビーの試合が開催された。
試合は大学ラグビー選手権決勝戦で、対戦カードは早稲田大学vs明治大学。
試合は早稲田が下馬評を覆して45-35で勝利、11季ぶり最多の16回目の優勝を成し遂げた。
ここでは東京オリンピックのメイン会場にもなる「新」国立競技場についてご紹介。
国立競技場へのアクセス

国立競技場の立地は抜群で、大江戸線「国立競技場駅」からすぐ。
JR中央線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」からは徒歩5分、銀座線「外苑前駅」「青山一丁目駅」からも徒歩10分程。
副都心線の北参道駅などからも歩いて行くことができる。
また、競技場全域ではフリーWifi(Nationalstadium_Free_Wi-Fi)が提供され、無料で利用することが可能。
国立競技場(外苑ゲート)

地下鉄銀座線の出口を出て秩父宮ラグビー場、神宮球場の前を通るとすぐ国立競技場。
日本オリンピックミュージアム

国立競技場外苑ゲート前の道路を挟んで向かい側の建物は「日本オリンピックミュージアム」
料金は一般500円、高校生以下は無料。
オリンピックの歴史を学んだり、展示物を見学できる。像は嘉納治五郎。
国立競技場(千駄ヶ谷ゲート)


国立競技場の北側、千駄ヶ谷方面からの外観と千駄ヶ谷門。
木材がふんだんに使われているのが印象的だ。
国立競技場の周り


スタジアムの周りをぐるっと1周できる。ベンチも木で作られていた。
外苑ゲート近くにある広場

飲食店や明治、早稲田のブースが出店。
手荷物検査

手荷物検査、チケット確認を経て場内へ。
この日は、飲食物の持ち込みは基本OK。しかし600mlを超えるペットボトルは紙コップへ移し替るというルール。
場内コンコース


コンコースとごみ箱。
トイレ



国立競技場は他のスタジアムと比較しても、客席あたりのトイレの数が多いとのこと。
国立競技場の中の売店



コンコースには多数の売店が出店している。
生ビールは800円、レモンサワーは500円。試合開始前やハーフタイム時は長蛇の列に。
1階からのピッチの眺め

ゴールポスト裏1Fから。
2階からのピッチの眺め


2階からのピッチ。
国立競技場の席は全て屋根で覆われており、雨が降っても問題なし。但し、1階の前列の席は濡れる可能性も。
階層は3層4階という構造。2層スタンドが2階と3階に分かれている。
1階(1層スタンド)
2階(2層スタンド)
3階(2層スタンド)
4階(3層スタンド)
4階からの眺め



ゴールポスト裏で観戦する場合、1階、2階よりも4階の方が角度があるため観やすい印象。
※3階、4階は傾斜があるが、1階、2階の傾斜は緩い。
国立競技場の座席

座席には全てカップホルダーがついている。
2階バックスタンドからの眺め


国立競技場のインゴール

この通りインゴールが狭いため、試合でデッドボールライン(一番右の線)を超えたシーンも。
選手用ベンチ

大型ビジョン(電光掲示板)

TRY!

スクラム

試合は45-35で早稲田が明治に勝利

試合は前半に31-0と大きくリードした早稲田が後半も逃げ切り勝利。
早稲田は出足鋭いディフェンスで明治にプレッシャーをかけ、アタックではFW/BK一体となった展開力・速さで明治を上回った。
明治は前半混乱に陥ったが後半に本来の力を発揮、しかし攻めた所で早稲田に逆襲にあうなどして追いつくまでには至らなかった。
この日の観客数は5万7,345人。
国立競技場は「陸上競技場」としては素晴らしいが、やはりラグビーはラグビーor球技専用スタジアムでの観戦がベスト。
現在の秩父宮ラグビー場は五輪後に建て替えられる予定で、新秩父宮ラグビー場にはラグビーの聖地に相応しいスタジアムになることを期待したい。