試合 | ラグビーW杯プールA |
対戦 | 日本代表vsロシア代表 |
日時 | 2019年9月20日(金)19:45 |
場所 | 東京スタジアム(味スタ) |
結果 | 日本代表 30-10 ロシア代表 |
観客数 | 45,745人 |
トライ | 松島3、ラブスカフニ |
MVP | 松島 |
日本対ロシア選手採点&評価
PO | 選手 | 点 | 評価 |
PR1 | 稲垣啓太 | 5.5 | サポートにスクラムと仕事をこなす(⇄55分中島) |
HO | 堀江翔太 | 6.5 | チーム最多の18タックル、ラインアウトスローも安定(⇄75分坂手) |
PR3 | 愛 | 5.5 | スクラムを安定させた(⇄55分具) |
LO4 | ヴィンピー | 5.5 | ブレイクダン、サポートで奮闘(⇄61分トンプソン) |
LO5 | ムーア | 6.0 | 80分間、体をはり続けた |
FL6 | リーチ | 6.5 | 運動量豊富、何度もピンチを防ぐ(⇄71分ツイ) |
FL7 | ラブスカフニ | 7.0 | ボールを奪いトライ、守ってはチーム最多18タックル、ジャッカルも |
No.8 | 姫野和樹 | 6.5 | 積極的にボールを持ちアタック、ゲインはチーム最多の122m |
SH | 流大 | 6.0 | 終始落ち着いてボールをさばいた(⇄61分田中) |
SO | 田村優 | 5.5 | パスでアタックの起点に、効果的なキックはなかった(⇄66分松田) |
WTB | レメキ | 6.0 | 動きにキレがありボールを持てば必ずゲイン |
CTB | 中村亮土 | 5.5 | 周りをよくみてプレー、ナイスオフロードも。ミスタックル5は要改善 |
CTB | ラファエレ | 6.5 | トライにつながるパスなど数多くチャンスメイク |
WTB | 松島幸太朗 | 6.5 | 決定力抜群でハットトリック、会場を何度も沸かせた |
FB | トゥポウ | 5.0 | プレーに安定感を欠いた(⇄71分山中) |
※点数は勝った試合は平均が「5.5」、負けた試合は「4.5」となるイメージ
日本代表vsロシア代表戦スタッツ
日本 | 内容 | ロシア |
---|---|---|
4 | トライ | 1 |
50% | ポゼッション | 50% |
48% | テリトリー | 52% |
653 | メーター | 289 |
141 | ラン | 112 |
48 | ※DB | 21 |
16 | ※CB | 11 |
113/134 | タックル | 96/144 |
84% | タックル成功率 | 67% |
4/4 | スクラム | 13/13 |
13/14 | ラインアウト | 8/9 |
5 | ペナルティ | 5 |
※Defenders Beaten(DB)はタックルを破ってゲインした回数、Clean Breaks(CB)は相手タックラーに触らせずに抜いた回数。
自国開催のW杯の開幕戦、スタジアムを埋め尽くした大観衆、ナイターでのプレーと不慣れな明るい照明、そして経験したことのない大きなプレッシャー。
これらが影響し日本代表は立ち上がりからミスを連発、ロシアに先制を許し、松島のトライなどで逆転するも前半は終始ガチガチで動きが鈍かった。
その中でも堀江、松島、ラファエレなどメンタルの強い中心選手は普段通りのプレーでチームを牽引、すると後半はだいぶ落ち着きを取り戻した。
結果的に相手を1トライに抑え、ボーナスポイントの1点も含めた「勝点5点」を獲得、結果オーライに。
スタッツはスコア通りの内容だった。
日本のタックル成功率は84%と合格点、セットプレーも安定した。
問題は9月6日の南ア戦でも課題になったキック処理。
キックを蹴られる度に危なっかしい状態は変わらずで、バック3(WTB、FB)だけでなく、他の選手の役割も含め再度確認し修正したい。
個人では松島幸太朗だけでなく、攻守に抜群の存在感を示したラブスカフニ、体がボロボロながら走り続けタックルを繰り返した堀江の貢献度が大きい。
姫野はいきなりのノックオンからスタートしたものの、その後は強気のアタックでチームに勢いをもたらした。
後半途中から入った、山中亮平、田中史朗、松田力也も頼もしい限り。
次はいよいよプールA最大の壁、アイルランド戦。なんとか接戦に持ち込み勝利をもぎ取りたい。