ラグビーW杯予選プール突破国「オッズ」
ラグビーワールドカップは参加国20ヶ国が、プールA〜Dに5チームずつ分かれ、総当たりで対戦する。
各プール5チームのうち、決勝トーナメントに進出するのは上位2チームのみだ。
日本はプールAに入り、アイルランド、スコットランド、サモア、ロシアと対戦する。
日本が決勝Tに進出するには、格上のアイルランドorスコットランドのどちらかに勝ち、勝点で上位2チーム以内になる必要がある。
様々なメディアで日本代表のW杯での展望が報じられているが、自国開催ということもあり「期待」も込めて日本の決勝T進出を予想する声が多い。
では、海外ではどのような予想がなされているか。
ここでは、世界最大のブックメーカー「ウィリアムヒル(Williamhill)」のW杯決勝トーナメント進出国のオッズをご紹介。
※表の世界ランクはW杯開幕時点の世界ランキング
W杯「プールA」オッズ
国 | オッズ | 世界ランク |
アイルランド | 1.01 | 1位 |
スコットランド | 1.14 | 7位 |
日本 | 3.25 | 10位 |
サモア | 41 | 16位 |
ロシア | 126 | 20位 |
プールAはアイルランドとスコットランドが突破する確率が高く、日本のオッズは「3.25」という結果に。
しかし「3.25」という数字はアイルランドorスコットランドを十分に食う可能性もあると捉えることもできそうだ。
W杯「プールB」オッズ
国 | オッズ | 世界ランク |
NZ | 1 | 2位 |
南ア | 1.02 | 4位 |
イタリア | 13 | 14位 |
カナダ | 126 | 22位 |
ナミビア | 151 | 23位 |
100人のラグビーファンがいれば99人はNZと南アを選ぶと思うが、その通りのオッズになった。
決勝T進出に絡んだ番狂わせが期待できるとすれば、イタリアv南ア戦となりそうだが、南アの出来をみるとかなり難しそうだ。
W杯「プールC」オッズ
国 | オッズ | 世界ランク |
イングランド | 1.07 | 3位 |
フランス | 1.57 | 8位 |
アルゼンチン | 1.8 | 11位 |
トンガ | 26 | 15位 |
アメリカ | 41 | 13位 |
「死の組」だけに、フランスとアルゼンチンが競るオッズになった。
フランスとアルゼンチンはW杯2日目の9月21日(土)に直接対決する。
イングランドが優勢なのは明らかだが、フランスに足元を救われる可能性も。
三つどもえの最も注目されるプールだが、アメリカもここ数年強くなっている。
W杯「プールD」オッズ
国 | オッズ | 世界ランク |
ウェールズ | 1.02 | 5位 |
オーストラリア | 1.04 | 6位 |
フィジー | 8 | 9位 |
ジョージア | 17 | 12位 |
ウルグアイ | 126 | 19位 |
ウェールズとオーストラリアが優位だが、フィジー、ジョージアと力のある2チームも面白くさせそうだ。
特にフィジーは組織力と規律を高めることができれば、ウェールズや豪も苦戦するだろう。
各プールのオッズはほぼ世界ランキング通りの結果に。
前回のW杯では日本が南アに勝利し海外でも大きな話題となったが、伝統国が勝ち続けるW杯よりも日本やフィジーといったティア2の国が決勝Tに勝ち進めば、よりラグビー界も活性化するはず。
ティア2の国では最も決勝T進出の確率が高いオッズ(3.25)になった日本の活躍に期待が高まる。