ラグビーW杯「認知度67.9%」「関心あり37.2%」
世論調査を手がける中央調査社は2019年4月に行った「人気スポーツ全国調査」の結果を発表した(人気スポーツ報告書)
最も好きなスポーツ選手はイチロー(26%)、羽生結弦(8%)、大谷翔平(6.4%)がTOP3。
好きなプロスポーツは、野球(42.8%)、サッカー(22.8%)、大相撲(20.1%)と、日本では野球の人気が圧倒的に高い。
東京オリンピックへの関心度は「75.7%」が関心ありと答えたのに対し、ラグビーW杯への関心度は「37.2%」にとどまった。
なお、ラグビーW杯日本大会を知っている人の割合は67.9%
東京オリンピックで楽しみな競技については、1位水泳(41.4%)、2位陸上(37.9%)、3位体操(31%)で、ラグビー(7人制)は20位(5%)という結果に。
平成に起こったスポーツの印象的な出来事では、1位が「大坂なおみ全米オープンで優勝」
ラグビーファンとしては残念なことに、日本代表の南ア撃破はランクインせず。
ここでは、ラグビー関係の内容を中心にご案内。
ラグビーワールドカップ日本大会の「認知度」

ラグビーW杯が日本で開催されることを知っている人は67.9%
性別・年代別では「40代〜60代の男性」は80%以上が知っているのに対し、「20代、30代の女性」は50%程度になった。
ラグビーワールドカップ日本大会への「関心度」

ラグビーW杯に興味がある人は合計で37.2%
「非常に関心がある(6.4%)」がラグビーのコアファンといえそうだ。
東京オリンピックで楽しみな競技

東京五輪で楽しみな競技で、7人制ラグビーは20位という結果になった。
前回のリオ五輪で男子代表がNZを敗るなどして4位になったが、まだ五輪の競技でラグビーがあると知っている人は少ないのではないか。
ラグビーW杯まで100日を切り、メディアでW杯や日本代表が取り上げられることが多くなった。
W杯開催期間中は間違いなく盛り上がるだろう。
しかし、ラグビーに関心がある人ですら「ラグビーW杯での日本代表」には興味があるものの、「トップリーグ」や「スーパーラグビー」には興味がない人が多い。
これら潜在的ラグビーファンの関心をどう繋ぎ止めるのかが重要だ。