「新」秩父宮ラグビー場の建替え・神宮再開発まとめ
ラグビーの聖地「秩父宮ラグビー場」は1947年に完成、これまで様々なカテゴリーの試合が開催され、多くの名勝負を生み出してきた。
東京のど真ん中に立地、ラグビー専用スタジアム仕様ため非常に観戦しやすいのが特徴。
さらに、歴史的背景もありラグビー関係者にとっては特別な場所だ。
この秩父宮ラグビー場は隣の神宮球場などと共に、2021年から始まる明治神宮外苑地区の再開発に伴い、新たに生まれ変わる。
秩父宮がより魅力的なラグビーの聖地になることを期待したい。
再開発は計画立案中で最終的な発表は行われていないが、2019年5月時点の「案」と「ポイント」をまとめてみた。
明治神宮外苑再開発の前と後の地図

現在の神宮第二球場の跡地に「新秩父宮ラグビー場」が建設され、秩父宮ラグビー場の跡地に「新神宮球場」が出来る。
また、スポーツ報知によると、新神宮球場と新秩父宮の間にはホテルやビルなどの「商業施設」も作られ、辺り一帯は「ボールパーク」として整備される。
明治神宮外苑再開発スケジュール(予定)
2021年 神宮第二球場を解体
2022年 新秩父宮ラグビー場の建設開始
2024年 新秩父宮ラグビー場完成
2024年 新神宮球場の建設開始
2027年 新神宮球場完成
2030年 神宮外苑再開発完了
新秩父宮ラグビー場について
・屋根付きの全天候型アリーナへ
・バスケ、音楽、ライブなどのイベントも開催可能に
・収容人数は2万5,000人を予定
・「秩父宮」の名称は引き継ぐ
・解体期間の空白はなし、継続利用可能
秩父宮ラグビー場はこれまで、ほぼラグビーの試合会場として利用されてきた。
新秩父宮ラグビー場は屋根付きのアリーナに変身、ラグビーをメインとしながらも、他のイベント会場としても利用されることになる予定だ。