ラグビーの普及は長崎県を参考に!

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ラグビーの普及は長崎を参考に!

長崎県の人口は「133万人」で、高校ラグビー部の部員数は「522名」

一方、長野県の人口は「206万人」で、高校ラグビー部の部員数は「155名」

長崎は高校でラグビー部に入部している部員の割合が全国で最も高い(ラグビーの盛んな都道府県ランキング

長崎にはトップリーグチームはなく、W杯も開催されない。

花園で優勝校を輩出したことはなく、最高成績は1969年の諫早(いさはや)農業と1994年の長崎北陽台の準優勝。

長崎にあまりラグビーが盛んというイメージはなかったが、なぜ人口比で最もラグビーをしている高校生が多いのか調べてみた。

協会がHPやSNSで積極的に情報発信

長崎ラグビー協会のHPをみると、担当者やラグビー関係者の方が熱意が伝わってくる。

HPの情報は頻繁に更新され、長崎県内ではラグビーフェスタや体験会などが頻繁に開催されている。

県内の試合結果などの他に、高校やスクールのHPへのリンクがあり、興味を持ったチームのサイトにもアクセス可能だ。

Facebookでも情報を発信、多くの「いいね!」が集まっている。

協会のHPやSNSがない都道府県も多い中、長崎では地道にこのような活動を継続している。

ラグビースクールが多い

長崎にはラグビースクールが多いのが特徴で、県内には10のラグビースクールがあるとのこと。

また、「女子タグラグビーフェスタ」が開催されるなど、女性に特化した活動も行われている。

ラグビーの普及が難しいのは、小学生や中学生がラグビーをする環境が少ない点。

小中とラグビーを続けた子供は高校に入ってもラグビー部に入部するケースが多く、高校入学時点で未経験者よりもかなりのアドバンテージがある。

現在の日本代表の選手にも幼少期からラグビースクールでラグビーを始めた選手も多い。

ラグビースクールが多いのが、ラグビーをしている高校生が多い最大の理由といえそうだ。

高校ラグビーの競争力がある

2000年以降の長崎の花園出場校は長崎北陽台が最多の10回、長崎北と長崎南山がそれぞれ4回、諫早農業が1回。

ラグビースクールが各地にあるためか、上記の通り高校ラグビーの競争力があるのもポイント。

隣の佐賀県では佐賀工業(37年連続)、さらにその隣の福岡では東福岡(19年連続)がずっと花園に出場し続けている。

2018年度の花園には長崎北陽台が出場、準々決勝で東福岡に敗れたものの、ベスト8に残ったチームでは唯一の公立高校だった。

ラグビー人口を増やすためには、長崎のようにラグビースクールを増やし、協会が適切に情報発信をするという、草の根の地道な活動が大事。

代表チームがW杯で活躍すれば一時的にメディアに取り上げられ盛り上がるが、それで終わってしまう。

ラグビーは団体スポーツで最も競技人口が減っているが、ラグビースクールを増やすことにより注力すべきだ。

日本協会にはスクールの立ち上げのための助成金や運営ノウハウを提供するなど、サポートをしっかりと行って欲しい。

ラグビー競技人口

【2018年版】世界各国ラグビー競技人口。日本のラグビー競技率は世界でも最低水準

2016年9月28日