スペックマンがスーパーラグビー2トライデビュー
7人制ラグビー南アフリカ代表のスター「ロスコ・スペックマン(Rosko Specman)」がブルズでスーパーラグビーデビューを果たした。
2月17日の対ストーマーズ戦にWTBで先発、前半3分にCTBクリエルからパスを受けると、内に鋭く切り込み相手DFをかわしてトライ。
さらにその15分後には、スピードをつけて縦に走り込みゲインすると、タックルを受けながらもそのままの勢いでトライ。
いきなりの2トライの活躍でホームのブルズファンを熱狂させた。
ブルズはスペックマンの活躍もありストーマーズ相手に40-3で完勝、最高のスタートを切った。
長いドレッドヘアでお馴染みのスペックマンだが、7人制ラグビーでは南ア代表として150試合に出場し、380得点を記録するなど世界的にも有名な選手。
リオ五輪の時には日本代表が銅メダルをかけた3位決定戦で南アと対戦し、スペックマンにもトライを許して14-54で敗れ銅メダルを逃した。
年齢は29才、身長176cm、体重85kgと小柄なものの速さとステップのキレは抜群で、今後は15人制でも代表に招集される可能性も。
スプリングボクスのWTBはディアンティやンコシなど速くて若い選手が台頭してきているが、日本でのW杯に向けたWTBのポジション争いも激しくなりそうだ。