ラグビーW杯チケット「非公式サイト」からの購入は無効、転売禁止
消費者庁は、2019年9月に日本で開催されるラグビーW杯のチケット購入に関し、「チケットの購入は公式チケットサイトで!」と国民生活センターのHPで注意を促している。
同センターには「転売サイトでチケットを購入したが解約できない」などの相談が多く寄せられているという。
W杯チケットの一般販売は1月にスタートし、人気の対戦カードはほぼ完売(チケット在庫)
しかし、非公式の転売サイト等では定価の数倍の値段で売り出されているケースを見かける。
W杯組織委員会は、転売サイトなど非公式のチケット販売サイトで購入したものについては「無効」で「利用できない」としている。
転売サイトを利用した場合、定価の数倍ものお金を払ったうえ試合観戦できず、さらにチケットの解約や払い戻しも不可、払っただけで無駄になりかねないので注意が必要だ。
ここではラグビーW杯のチケットについて買い方などをまとめてみた(価格等詳細はこちら)
ラグビーW杯チケットの購入方法
W杯チケットの購入は「日本大会公式チケットサイト(要ID登録)」のみで購入した分が有効。
一般販売は既にスタート、売れ残っているチケットについては、チケット在庫情報にて確認。
購入したチケットは7月下旬以降に電子チケットまたは紙チケットにて送付される。
チケット公式リセールサービスがスタート
2019年5月に始まった公式リセールサービスにて、試合を観戦できなくなった人はチケットを売ることができる。
チケット購入者はこのリセールサービスにチケットを「出品」し、そのチケットが購入された場合、手数料(定価の2%)が引かれて返金される。
リセールされたチケットは公式チケットサイトで再販される仕組みだ。
また、別途海外やスポンサー割り当て分のチケットが日本国内でも販売されるので、日本戦や決勝Tの試合など非常に人気のあるチケットを購入できるチャンスもまだある。
特に決勝トーナメントではお目当てのチームが敗退した場合など、その分はリセールに回ることが多いだろう。
・購入は公式サイトにて
・チケットの転売は禁止
・試合観戦できなくなった場合、公式リセールサービスを利用
→定価から2%引かれて返金される
・転売サイトは利用しない
・転売サイトで購入したチケットは無効
ラグビーW杯の転売サイトとは具体的にどこ?
転売サイトとは具体的に、Viagogo、StubHub、SeatGeek、LiveRugbyTickets、Rugby Ticket Serviceなどの海外サイトのこと。
W杯チケット公式ページではこれらのサイトで販売されているチケットは利用できませんと注意している。
なお、チケットは夏に送付されることから、日本においてもヤフオク、メルカリ、チケットストリートなどでW杯チケットが出回ることが予想される。
これらのサイトでチケットを購入しても、無効となるリスクもあるので利用しないよう注意が必要だ。
チケットに関する個別具体的な相談は以下にて。
ラグビーW杯組織委員会(チケットカスタマーセンター)
・電話番号 0570-09-2019
・営業時間 10:00~18:00