ラグビーのルール2【FW/BK各ポジション編】

サンウルブズvsレッズ

ラグビーのルール【FW/BK各ポジション】

ラグビーの基本に続いて、ラグビーのルール第2弾では各ポジションの特徴や選手に求められるスキルをご紹介。

ラグビーのポジションは大きくFW/BKに分かれるが、ポジション毎により担う役割が異なる。

なお、背番号(1〜15)とポジションは固定されているので、背番号から選手とポジションを把握することができる。

ラグビーのポジション「FW(フォワード)」

ラグビーポジション

1 PR(プロップ)

スクラム最前列の左で相手のPR3と組む。PRの選手は首や太ももが太く、岩のような体をしている選手が多い。

2 HO(フッカー)

スクラム最前列の真ん中でスクラムをコントロールする。

ラインアウトではボールを投入(スローワー)する役割を果たすなど、セットプレー(スクラム・ラインアウト)の要となる。

3 PR(プロップ)

スクラムでPR1は相手のPR3と組むのに対し、PR3は相手のPR1とHOの間に首を入れて組む。

そのためスクラムでの役割はより重要で、チームで最もスクラムが強い選手が担う。代表クラスだと体重が120kgオーバーの選手も珍しくない。

4 LO(ロック)

スクラムではPR1を後ろから押し込み、ラインアウトではボールをキャッチするジャンパーを務めることが多い。

背が高く体の大きな選手が務め、モールなどのパワープレーでも中心になってプレーする。代表クラスだと身長2mオーバーの選手も多い。

5 LO(ロック)

役割はLO4と同様。

LO5はスクラムで重要なPR3を後ろから押し込むので、LO4の選手よりも重くて強い選手が担う。

6 FL(フランカー)

スクラム第二列の一番左のポジション。

スクラムから最も早く飛び出してディフェンスし、さらに相手のボール奪取を狙うポジションで、機動力とタックルの強さが求められる。

7 FL(フランカー)

役割はFL6と同じ。

チームによってはスクラムの左=FL6、右=FL7とするのではなく、スクラムの地点によってスペースの広い「オープンサイド」と、狭い「ブラインドサイド」に分ける。

より足が速く機動力のある選手がオープンサイドFLとしてプレーする。

8 No.8(ナンバーエイト)

スクラムの最後尾のポジションで、スクラムからボールを持ち出してアタックする強さと速さが求められる。

ディフェンスでもFL同様に速く飛び出して相手のアタックを食い止めるなど、攻守の要となるポジション。

ラグビーのポジション「BK(バックス)」

ラグビーバックス

9 SH(スクラムハーフ)

スクラムやラインアウト、ラックから球出し(BKの選手へパス)を行う。

パスのスキル、俊敏性、的確なキック力が求められる。チームで最も小柄な選手であることが多い。

10 SO(スタンドオフ)

アタック時の司令塔となるポジション。

ラン、キック、パスの高いスキルだけでなく、判断力やゲームをコントロールする力が必要となる。

12 CTB(センター)

BKでは最も体を張ることが多いポジション。

アタックでは突破を狙い、ディフェンスではタックルで相手を止める強さと速さが求められる。

13 CTB(センター)

役割はCTB12と同様。

一般的にパスやキックが上手い選手が「12」、速さや突破力で勝る選手が「13」を務めることが多い。

11,14 WTB(ウイング)

トライを取ることが求められるポジション。

1対1で相手をかわすステップや、相手をスピードで抜き去る速さが必要、最も足の速い選手が担うことが多い。

15 FB(フルバック)

最後尾で味方に指示を出し、ディフェンス時には最後の砦となってトライを防ぎ、アタック時にも攻撃参加して突破役を担う。

ボールを遠くへ蹴るキック力や、ハイパント(高く舞い上がるキック)を獲得する空中戦に強いことも必須。

ラグビー日本代表選手でポジションを確認

NO  PO 名前 身長体重
1 PR 稲垣啓太 186/116
2 HO 坂手淳史 180/104
3 PR 山下裕史 183/118
4 LO ファンデルヴァルト 188/106
5 LO アニセサムエラ 198/118
6 FL リーチマイケル 189/105
7 FL 姫野和樹 187/108
8 No8 ツイヘンドリック 189/108
9 SH 流大 166/71
10 SO 田村優 181/91
11  WTB 福岡堅樹 175/83
12  CTB ラファエレティモシー 186/98
13  CTB ウィリアム・トゥポウ 188/101
14 WTB ヘンリージェイミー 184/99
15  FB 山中亮平 188/95 

↑は2018年11月に行われた日本代表vsNZ代表の日本代表先発メンバー15名。体格から、そのポジションに求められる役割や特性が分かる。

日本代表の選手とNZ代表の選手の体格を見比べてみるのも興味深い。

最近はBKの選手も大柄な選手が多く、一方FWの選手も速くて器用な選手が重宝されるなど、全ての選手に強さとオールラウンドな能力が求められる傾向にある。

ラグビーの「ポジション」を動画で学ぶ

ラグビーのルール「ポジション」

ヤマハらぐナビ「ポジション」

Understanding Rugby Positions

↑ではSHをハーフ・バック、SOをファースト・ファイブエイス、CTB12をセカンド・ファイブエイスと呼んでいるが、国によって呼び方が異なるケース場合もある。

ラグビーのルール「ポジション編」まとめ

スクラム

FW8名(体が大きく強い選手)

  • 「PR」スクラム最前列、重くて強い選手
  • 「HO」スクラム最前列真ん中、ラインアウトのスローワーも担当
  • 「LO」背が高く、大きく強い選手
  • 「FL」機動力がありタックルが強い選手
  • 「NO8」FW攻守の要。強くて速くて大きい選手

BK7名(足が速く、パス・キックが得意な選手)

  • 「SH」俊敏性、パススキルが高い選手
  • 「SO」司令塔。パス、キック、判断力の優れた選手
  • 「CTB」速くてタックルが強い選手
  • 「WTB」足が速くてトライをとれる選手
  • 「FB」DFの砦、キック力があり空中戦に強い選手

いきなり全てのポジションを覚えるのが大変な場合、テレビなどを観戦しながら当ページでその都度、確認するのがオススメ。

各ポジションの名前(PR)、読み方(プロップ)、役割(スクラム最前列で押すの大きな選手)等と、3点セットで理解しよう。

次はFWの選手が主にプレーする「スクラム」と「ラインアウト」について解説する。

ラグビーのルール3【セットプレー(スクラム/ラインアウト)編】

2018.11.06

ラグビーのルール!初心者向けに基本から解説【目次】

2018.11.05