大学ラグビーとトップリーグにおける外国人出場枠(2018年度)

帝京

大学ラグビーとトップリーグの外国人出場枠(2018年度)

ラグビー日本代表では外国出身の選手も多くプレーしているが、この件については「なぜ日本代表に外国人選手がいるの?」にて詳しく解説した。

大学ラグビーやトップリーグが始まると、外国人選手(留学生)についても質問を受けることが多くなったので、ここでは、それぞれの外国人出場枠のルールをまとめてみた。

外国人出場枠は大学ラグビー、トップリーグ共に2018年度からルールが変更になっている。

「大学ラグビー」の外国人出場枠

2017年度までは同時にピッチ上でプレーできる「外国人同時出場枠」は2人だったが、2018年度からは「3人」に増加した。

これにより、外国人選手もプレーする帝京、東海、天理、大東文化、流通経済大学などにとっては外国人選手がプレーする機会と選択肢が増えるため追い風になる。

一方、明治、慶應、早稲田など留学生を受け入れていない大学にとっては、フィジカルの強い外国人選手への対応がより求められることになる。

ルール変更の理由としては「グローバル化の進展」「大学ラグビーでも留学生が活躍できる体制整備が求められている」こととされている。

その他にも、ラグビーの代表資格を得ることができる継続居住期間が2020年12月31日から現在の「3年」から「5年」に延長されることも影響しているだろう。

つまり、代表資格のルール変更後も大学1年時から来日する外国人選手は「大学4年間+社会人(トップリーグ)1年」にて日本代表資格を得ることができる。

「トップリーグ」の外国人出場枠(外国籍選手)

トップリーグにおける外国籍選手は「他国代表枠」「特別枠」「アジア枠」の3つの枠をまず理解する必要がある。

そして、それぞれエントリー(先発15名+リザーブ8名=23名)と同時出場の人数に制限がある。

他国代表枠選手

他国代表枠選手とは日本以外の国の代表戦出場歴のある選手(日本代表になる可能性がない選手)のこと。

神戸製鋼のダン・カーター(NZ代表)、サントリーのマット・ギタウ(豪代表)が他国代表枠選手にあたる。

特別枠選手

特別枠選手とは外国籍で(他国の代表出場歴がないなどの理由により)今後日本代表になる可能性がある選手のこと。

神戸製鋼のグラント・ハッティング(南ア出身)、リコーのロビー・ロビンソン(NZ出身)、クボタのゲラード・ファンデンヒーファー(南ア出身)などが特別枠選手にあたる。

アジア枠選手

アジア枠選手とは、日本以外のアジアの国の国籍を有する選手のこと。

しかし、スーパーラグビーや仏TOP14、イングランドのプレミアシップでプレーした選手はアジア枠選手にはなれない。

ヤマハのデューク・クリシュナン(マレーシア)、トヨタのシュネル・シン(インド)がアジア枠選手にあたる。

エントリー人数枠(23名)

  • 他国代表枠選手は「3名以下」
  • 特別枠選手は「制限なし」
  • アジア枠選手は「制限なし」

但し、他国代表枠選手と特別枠選手のエントリー合計人数は6名以下にしなければならない。

同時出場枠

  • 他国代表枠選手は「2名以下」
  • 他国代表枠選手、特別枠選手、アジア枠選手含め合計「6名以下」

つまり、外国籍の選手は最大で6名まで同時にプレーすることができる。

なお、日本代表のリーチマイケル やレメキ・ロマノ・ラヴァのように日本国籍を取得した選手は、外国人出場枠の適用外となる。

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