初めてのラグビー観戦5「観戦マナーと注意する点」

帝京大ラグビー部

初めてのラグビー観戦「観戦マナーと注意事項」

初めてのラグビー観戦シリーズ第四弾「ラグビーの試合の楽しみ方」では、ラグビーの試合だけでなく当日のイベントや選手との交流方法などをご紹介したが、シリーズ最終第五弾では観戦マナーや注意する点についてまとめてみた。

スポーツを観戦するファンは特定のチームを熱心に応援し、さらにお酒が入っていることも多いため、つい応援に熱が入りミスなどに対して罵声を見聞きする事が少なくない。

基本的には他の観客にとって不快な行為&迷惑な行為はNGで、どんなに興奮しても一線は超えないよう観戦マナーを抑えておこう。

選手、審判などに対しての野次や罵声

ミスした選手やレフリングに対して大きな声で野次を飛ばす。。。

特に目立つのが赤ら顔の年配の男性。

野次については全てがNGという訳ではないが、酷いケースだと外国人選手に対して差別的な発言をしたり、怒り狂ったように何度も怒鳴りつける人も。

あまりにも酷い場合は、直接注意すると騒ぎが大きくなるケースもあるので、近くの係員に注意するよう伝えよう。

過度な席取り

以前、某トップリーグチームの社員が座席にロープを貼って自社社員の座席を大量に確保し、さらに一般客に対し席を明け渡すよう促す行為が発覚、チームが謝罪した事があった。

ラグビーの試合は自由席が多く、注目度の高い試合で良席に座るためには試合開始のだいぶ前に座席を確保する必要がある。

この時に張り紙やロープを利用して大人数の席を確保するのはNG。

いい席で観戦したい、でも席の確保が面倒という人は指定席を購入するようにしよう。

ゴールキック時は静かに

トライ後や、ペナルティ時のゴールキックの際は静かに見守り、キッカーの集中を妨げないようにするのがマナー。

外国の試合では、キッカーのゴールキックの際にあえてブーイングをかます事も目にするが、日本ではラグビー協会が「キック時はお静かに」という注意を促している。

議論の余地はありそうだが、キック時はキッカーをリスペクトするようにしよう。

ゴミは場内のゴミ捨て場へ

サッカー日本代表の試合などで、日本のサポーターが試合後にスタジアムのゴミ拾いを自発的に行った事がSNSなどを通じ世界で称賛されたことがあった。

他人の分のゴミ拾いをしようとは言わないが、自分で飲食した分のゴミについては座席に放っておかず、分別して場内にあるゴミ捨て場に捨てるようにしよう。

雨天時の傘の使用

観客が少なく客席がガラガラの時は黙認?されている事もあるが、ラグビー観戦時は後ろの観戦者の妨げになることから、傘や日傘の使用は禁止されている。

雨天時はレインコートやポンチョを利用、または屋根のある席に座るようにしよう。

試合観戦に必要な持ち物と便利なグッズもご参照。

グリーティングタイム時

サンウルブズやトップリーグの試合では、試合終了後に選手がファンと交流するためにバックスタンド前列まで来てくれる事が多い。

その際にサインを貰えたり、一緒に写真撮影をしてもらえるケースもあるが、ファンが我先にとスタンド前方へ殺到するシーンを目にすることも。

これでは元々前列に座っていた観客にとっては迷惑になるだけでなく、転倒や怪我に繋がるリスクもあるので節度を持って行動しよう。

選手のサインがもらいたい場合は、そのチームのファンクラブに入り、ファン感謝祭などに参加するのがおすすめ。

チケットの転売

2019年に日本で開催されるワールドカップはスポーツの「世界三大イベント」の一つで、ラグビーでは最も注目度が高い大会。

NZ、イングランド、オーストラリア、日本の試合などはプレミア化する可能性が高く、チケットが早くも二次マーケットに流通しているとのこと。

W杯チケットに限ったことではないがチケットの転売は禁止されている。

また二次マーケットで購入した場合、偽物の可能性があるだけでなく、入場できない事も考えられるので正規ルート以外からは購入しないようにしよう。

ラグビー観戦にも「ノーサイドの精神」を!

試合終了の「ノーサイド」笛が鳴ったら選手に対して拍手を送ろう。

World Rugbyが定めるラグビー憲章では、

・INTEGRITY(品位)
・PASSION(情熱)
・SOLIDARITY(結束)
・DISCIPLINE(規律)
・RESPECT(尊重)

という5つの基本原則が定められている。

これは選手だけでなく、ファンに対しても求められることであり、ぜひこの5つの言葉も心に留めておいて欲しい。

ラグビー観戦マナー講座(日本ラグビー協会)