【観戦記】2017年度ラグビー日本選手権決勝 サントリーvsパナソニック

秩父宮ラグビー場

ラグビー日本選手権決勝サントリーvsパナソニック

1月13日(土)、トップリーグの決勝トーナメントと日本選手権の決勝を兼ねた「サントリーvsパナソニック」の試合が秩父宮ラグビー場で行われた。

連覇を目指すサントリーと、2017年度はここまで無敗のパナソニックという、トップリーグ2強の対戦。

東京はこの日、最高気温は7度と冷え込んだものの、快晴で風もなくまさにラグビー日和。

秩父宮に駆けつけた、ほぼ満員の23,416人のファンが見守る中試合がスタートした。

試合開始直後からサントリーがボールをキープ

サントリーサンゴリアス

パナソニックボールでキックオフ。その後、サントリーがボールをキープし、パナソニック陣内に攻め入った。

前半4分、サントリーが先制トライ

中村亮土

ファンの大声援も後押しとなったのか、テンポよく攻めるサントリー。

そして前半4分、SOマット・ギタウのグラバーキックをCTB中村亮土がキャッチしてトライ。ギタウのコンバージョンも決まり、サントリーが7-0と先制した。

反撃するパナソニック

パナソニックワイルドナイツ トップリーグ

先制パンチを喰らったパナソニックが強力FWのサイドアタックなどでゲイン。敵陣ゴール前まで攻め入った。

パナソニックLOヒーナンダニエルがトライ

ヒーナンダニエル

今シーズン圧倒的な攻撃力を誇るパナソニック。前半8分、ゴール前からLOヒーナンダニエルがラックからボールを持ち出し、インゴールに飛び込んでトライ。

CTB松田力也のゴールは決まらなかったもののスコアを5-7とした。

サントリー優勢で試合が進む

秩父宮ラグビー場

パナソニックは前半10分、SOベリック・バーンズが怪我により退場するアクシデントが発生。代わりに山沢拓也がピッチへ。

サントリーがボールをキープし攻める時間帯が多かったが、ミスやパナソニックの粘り強いディフェンスなどで決定打を欠いて膠着状態が続いた。

前半33分、サントリーWTB江見翔太がトライ

江見翔太

堅守が光る2強の対戦とあってロースコアで試合が進んだものの、前半33分、サントリーWTB江見翔太が相手のタックルを受けながら左隅にトライ。

サントリーが12-5とリードして前半を終えた。

前半はサントリーのボール支配率が高く、ほとんどの時間をパナソニック陣内でアタックしたが、スコアは12-5の接戦に。

後半スタート

スクラム

後半になると一転、パナソニックがボールを支配し攻める場面が目立つように。スクラムはほぼ互角で、どちらかが一方的に押す場面はなかった。

パナソニックがPGで3点を返す

山沢拓也

パナソニックは何度も相手ゴール前に迫るものの、ノックオンやブレイクダウンで絡まれトライのチャンスを逃す。しかし後半16分、SO山沢拓也のPGで3点を返し8-12と迫った。

残り10分の攻防

マット・ギタウ

4点リードしているサントリー。あと1トライをとって逃げ切るべくFW、BK一体となった攻撃を仕掛けた。

次にトライをとったチームが勝利に近くとあって目を離せない展開に。

サントリーサンゴリアス

サントリーはFWのラックからの縦突進、さらにBKの高速アタックで攻めるもパナソニックも懸命にディフェンス。

ノットリリース

サントリーがノットリリースの反則。秩父宮のパナソニックファンの歓声とサントリーファンの溜息で会場が沸いた。

最後に逆転すべく攻めるパナソニック

パナソニック

残り時間あと僅か。パナソニックは自陣ゴール前のピンチから逃れ、最後に逆転すべく相手ゴール前に攻め入った。

パナソニックが痛恨のノックオンでノーサイド、サントリー優勝

パナソニックワイルドナイツ

パナソニックはラインアウトからのモール内で痛恨のノックオン。これにてノーサイド、サントリーが12-8で勝利し2連覇を達成した。

派手なプレーはなかったものの、両チーム共にディフェンスに穴がなくセットプレーもほぼ互角で、日本一を決めるのに相応しいハイレベルで緊張感のある試合だった。

ブレイクダウンの攻防も速くて激しく、共にノットリリースの反則を誘い、何度もピンチを脱出した。

パナソニックとしては司令塔のバーンズが前半10分に退場、さらにNo.8ポーコックも30分に脳震盪でプレーできなくなったのが痛かった。

これにて2017年度の国内ラグビーのタイトルをかけた試合は終了、来年のトップリーグは2019年W杯に向けて試合数を削減して行われる。

W杯前により熱くレベルの高い試合を期待したい。

サンウルブズ2018年メンバー!

2017.12.04