【観戦記】第54回大学ラグビー選手権決勝 帝京大学vs明治大学

帝京大学ラグビー部

全国大学ラグビー選手権2017決勝帝京大学vs明治大学

2017年度の大学選手権の決勝に駒を進めたのは9連覇を目指す帝京大学と、21年もの間優勝から遠ざかっている明治大学。

関東大学対抗戦では帝京が1位、明治が2位で11月18日の両チームの対戦では帝京が41-14で完勝。

この日の決勝戦も王者帝京が有利かと思えたが、明治の堅守が光り最後の最後まで勝敗の行方が分からない手に汗握る戦いに。

1月8日(日)快晴の秩父宮で20,489人の観客が見守る中、大学選手権決勝のホイッスルが鳴った。

帝京ボールで試合開始

大学ラグビー

天気は快晴、気温9度、風も弱く絶好のラグビー観戦日和の中、帝京ボールで試合スタート。

明治がインターセプトから先制トライ

梶村祐介

試合開始直後に攻めたのは帝京大学だったが、前半7分明治CTB梶村祐介がインターセプト。

梶村祐介のトライ

そのまま走り切って明治が先制した。明治5-0。

帝京主将堀越康介がトライ、帝京逆転

堀越康介

前半9分、帝京は相手ゴール前まで攻め入ると最後はキャプテンでHOの堀越康介がインゴールに飛び込んでトライ。ゴールも決まり帝京が7-5と逆転。

明治WTB高橋汰地が逆転トライ

高橋汰地

前半15分、明治WTB高橋汰地がタッチライン際でボールを受け取ると、相手をハンドオフでかわして前進。

高橋汰地

タックルを受けながらも右隅にトライを決めて、明治が10-7と逆転した。

前半は攻守共に明治が優勢

大学ラグビー

秩父宮につめかけた明治の大応援団の声援も後押しとなったのか、前半は明治の気合の入ったタックルとDFが勝り明治が優勢に試合を進めた。

攻める明治、守る帝京

ラインアウト

前半中盤以降もボールをキープし、ゴール前まで攻める明治と必死に守る帝京。

前半26分、明治SH福田健太がトライ

福田健太

ゴール前で明治SH福田健太がラックからボールを持ち込みトライ。

前半は明治が17-7とリードし折り返し

明治大学ラグビー部

前半、明治はCTB梶村のインターセプトからのトライなど3トライ、一方帝京はHO堀越のトライのみで、17-7と明治が10点リードし折り返した。

後半、逆転すべくアタックする帝京

帝京大学ラグビー部

後半5分に明治はSO堀米航平のPGでリードを広げ、スコアは20-7と13点差に。後のない帝京はラインアウトでLO秋山大地がしっかりボールをキャッチ。

帝京LO秋山大地がトライ、明治を猛追へ

秋山大地 帝京大LO秋山大地

後半15分、帝京は明治ゴール前まで攻めるとFWで徐々に前進。

最後はLO秋山大地(192cm/110kg)がインゴールに飛び込んでトライ、竹山のゴールも決まり14-20と1T1G圏内に迫った。

帝京がペースを掴む

尾崎晟也

後半になると帝京ペースに。FB尾崎晟也がゲイン、チャンスを広げた。

帝京がCTB岡田優輝のトライで逆転

岡田優輝

後半20分、ボールを繋いだ帝京は最後にCTB岡田優輝がゴールポスト下に飛び込みトライ。

帝京が逆転

WTB竹山晃暉のゴールも決まり帝京が21-20と再逆転した。

残り20分の攻防

ラインアウト 帝京

得点は僅か1点差。残り20分間は、ボールがよく動きその都度観客からの大きな歓声が沸く見応えのある展開に。

明治は最後に痛恨のペナルティー

試合終了

最後に逆転を目指したアタックした明治。しかしペナルティーで帝京ボールに。帝京がボールを蹴り出しノーサイド。

21-20で帝京が勝利し、全国大学ラグビー選手権9連覇を達成した。

9回宙に舞う帝京大学堀越康介キャプテン

帝京大学ラグビー部

帝京大関係者、岩出雅之監督に続いてHO堀越康介キャプテンが「9回」胴上げで宙に舞った。

トライ数は両チーム同じ3トライ、前半は明治が激しいディフェンスからチャンスをつくり試合を優勢に進めたが、後半になると勝ち続けた自信と体力で優った帝京がペースを握り逆転、紙一重で逃げ切った。

決勝戦に相応しいハイレベルで非常に見応えのある試合で、秩父宮も終始大歓声で大盛り上がり。

帝京は来年節目となる「10連覇」を目指すが、明治や東海がすぐ後ろに迫ってきており、簡単に10連覇を達成することはなさそうだ。