ラグビーW杯2019日本大会の出場全20ヵ国を予想!
ワールドカップでプールAに入った日本の対戦相手はアイルランドとスコットランドの2ヵ国が決定したものの、バンド4とバンド5の国は決定しておらず、今後各地域予選を経て決定される。(各地域予選の詳細、プロセスはこちら)
しかし、バンド4,5の8ヵ国も現在進行中の地域予選の途中経過やこれまでの実績、世界ランキングなどからある程度推測することが可能だ。
そこで、ここでは下の表の太字で表示されているバンド4,5の8ヵ国を予想し、予選プール表を仮確定させてみた。
ラグビーW杯2019日本大会予選プール組み合わせ
プールA | プールB | プールC | プールD | |
B1 | アイルランド(4) | NZ(1) | イングランド(2) | オーストラリア(3) |
B2 | スコットランド(5) | 南アフリカ(7) | フランス(6) | ウェールズ(8) |
B3 | 日本(11) | イタリア(15) | アルゼンチン(9) | ジョージア(12) |
B4 | 欧州予選1位 | アフリカ1位 | アメリカ大陸1位 | オセアニア1位 |
B5 | 欧州・オセアニアPO | 敗者復活 | オセアニア2位 | アメリカ大陸2位 |
※欧州、オセアニア等の地域予選のプロセスはこちらを参照
欧州予選(ヨーロッパ・チャンピオンシップ)は2017年と2018年の総合順位(ジョージア除く)にて決定されるが、2017年度の試合は既に終了、ルーマニアが4勝1敗(勝点19)で1位、2位がスペインで3勝2敗(勝点13)、3位がロシアで2勝3敗(勝点9)という順位に。
この途中経過と実績から欧州予選1位は「ルーマニア(プールA)」となりそうだ。つまり日本と同じ組プールAにルーマニアが入ることに。
続いてオセアニア地区予選は2016年と2017年7月に開催されるパシフィック・ネーションズカップの総合順位にて出場国が決まる。2016年の結果はフィジーが2勝(勝点8)、サモアは1勝1敗(勝点4)、トンガが2敗で(勝点1)となっている。
この状況からオセアニア1位は「フィジー(プールD)」、2位が「サモア(プールC)」となる可能性が高い。
アメリカ大陸1位はアメリカvsカナダの勝者にて決定する。ここはランキングで上位のアメリカが優勢とみて、アメリカ大陸1位は「アメリカ(プールC)」に。
アフリカ大陸1位は2015年W杯でも奮闘したナミビアが実力で抜けており、アフリカカップで優勝する可能性が高いため、アフリカ大陸1位「ナミビア(プールB)」となる。
これでバンド4の4ヵ国が、ルーマニア、ナミビア、アメリカ、フィジーに決定。
アメリカ大陸2位はカナダとウルグアイの対戦か。世界ランキングはウルグアイ(21位)がカナダ(22位)より上だが、体格とパワーで勝るカナダが勝利し、アメリカ大陸2位は「カナダ(プールD)」と予想。
欧州・オセアニアのプレーオフはスペイン(欧州予選2位)vsトンガ(オセアニア3位)の対戦で、実力で勝るトンガが勝利するだろう。結果、「トンガ(プールA)」となり日本と同じ組に。
最後の敗者復活枠。スペイン、ウルグアイとアフリカカップ2位の国、香港の4ヵ国の争いになり、近年力をつけているスペインが勝利するのではと予想。「スペイン(プールB)」にて全チームが確定した。これを表にすると以下の通りに。
ラグビーW杯2019日本大会予選プール組み合わせ(仮)
プールA | プールB | プールC | プールD | |
B1 | アイルランド(4) | NZ(1) | イングランド(2) | オーストラリア(3) |
B2 | スコットランド(5) | 南アフリカ(7) | フランス(6) | ウェールズ(8) |
B3 | 日本(11) | イタリア(15) | アルゼンチン(9) | ジョージア(12) |
B4 | ルーマニア(16) | ナミビア(19) | アメリカ(17) | フィジー(10) |
B5 | トンガ(13) | スペイン(18) | サモア(14) | カナダ(22) |
この結果が最終的に判明するのは敗者復活戦が終わる2018年11月となる予定。