ニュージーランド代表とイングランド代表はどちらが強いのか?

NZ代表オールブラックス

共に18連勝を記録、NZ代表とイングランド代表はどちらが強いか?

ラグビー界の大きな話題となっているのがイングランドのテストマッチ連勝記録。イングランドは3月11日のスコットランド戦を61-21で完勝、テストマッチの連勝記録をティア1で最多記録となる「18」に伸ばした。

イングランドは3月19日(日)日本時間2時からシックス・ネーションズの最終戦でアイルランドと対戦する。この試合はイングランドの2年連続グランドスラム(全勝優勝)だけでなく、19連勝という新記録もかかっていることから大きな注目を集めている。

イングランドの連勝記録に敏感なのがNZ。NZも昨年は連勝街道を突き進んだものの、11月に米シカゴでのアイルランド戦で29-40で敗れ連勝記録が18でストップ、今回イングランドに追いつかれている。

イングランドを率いるエディー・ジョーンズHCは「我々は世界一のチームではなく世界ランキングだと2位のチームであり、NZとはまだ力の差がある」と話し、NZのスティーブ・ハンセンHCは「連勝記録に並んだイングランドを祝福したい、素晴らしいことだ。」と両者大人のコメント。

しかし、メディアはこの状況を放っておくことはなく、今試合をした場合、どちらのチームが強いのか盛んに議論をしている。本来であればイングランドvsNZのテストマッチが実現すればいいが、2017年は今のところこの試合は予定されていない。

そこでここでは連勝記録をデータで比較すべく、連勝記録の内容や対戦記録を以下にまとめてみた。

NZ代表オールブラックス18連勝の記録

1. ◯NZ 41-13 オーストラリア(RW2015)
2. ◯NZ 26-16 アルゼンチン(RW2015)
3. ◯NZ 58-14 ナミビア(RW2015)
4. ◯NZ 43-10 ジョージア(RW2015)
5. ◯NZ 47-9 トンガ(RW2015)
6. ◯NZ 62-13 フランス(RW2015)
7. ◯NZ 20-18 南アフリカ(RW2015)
8. ◯NZ 34-17 オーストラリア(RW2015)
9. ◯NZ 39-21 ウェールズ
10. ◯NZ 36-22 ウェールズ
11. ◯NZ 46-6 ウェールズ
12. ◯NZ 42-8 オーストラリア
13. ◯NZ 29-9 オーストラリア
14. ◯NZ 57-22 アルゼンチン
15. ◯NZ 41-13 南アフリカ
16. ◯NZ 36-19 アルゼンチン
17. ◯NZ 57-15 南アフリカ
18. ◯NZ 37-10 オーストラリア

イングランド代表18連勝の記録

1. ◯イングランド 60-3 ウルグアイ(RW2015)
2. ◯イングランド 15-9 スコットランド
3. ◯イングランド 40-9 イタリア
4. ◯イングランド 21-10 アイルランド
5. ◯イングランド 25-21 ウェールズ
6. ◯イングランド 31-21 フランス
7. ◯イングランド 27-13 ウェールズ
8. ◯イングランド 39-28 オーストラリア
9. ◯イングランド 23-7 オーストラリア
10. ◯イングランド 44-40 オーストラリア
11. ◯イングランド 37-21 南アフリカ
12. ◯イングランド 58-15 フィジー
13. ◯イングランド 27-14 アルゼンチン
14. ◯イングランド 37-21 オーストラリア
15. ◯イングランド 19-16 フランス
16. ◯イングランド 21-16 ウェールズ
17. ◯イングランド 36-15 イタリア
18. ◯イングランド 61-21 スコットランド

NZはオーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの南半球勢やNZに遠征してきたウェールズとの対戦が多い。一方イングランドは北半球勢やイングランドに遠征してきたオーストラリアとの対戦が多い。

NZは2015年W杯で予選から8連勝で優勝、その後も2016年11月にアイルランドに敗れるまで勝ち続けた。一方、イングランドは2015年W杯予選プール最終戦から連勝記録が続いている。なお、イングランドは2015年W杯では決勝トーナメントに進むことはできなかった。

連勝中の平均得点はNZ「41.7点」に対し、イングランドが「32.9点」。得点差はNZ「27.6点」に対しイングランドが「16.5点」と対戦相手が異なるため参考値とはなるが、スコア的にはNZの方が優勢だ。

NZのメディアでは、仮に現在NZとイングランドが対戦した場合、NZが勝つとする意見が多い。一方、イギリスメディアの場合、これは意外だったがエディーが「NZとはまだ力の差がある」と語ったように、NZの方が強いのではとする意見や接戦になるだろうとする意見が多く見受けられた。

なお、この両チームの対戦でみると、NZが32勝7敗1分と圧倒、2010年以降はNZの6勝1敗、直近の対戦は2014年11月のトゥイッケナムでの試合で、この時はNZが24-21で勝利している。

しかし、イングランドは2015年W杯後にエディー・ジョーンズがHCに就任して以来、明らかにチーム力が強化され別のチームに生まれ変わった。いずれにしろ、NZに対して最も勝利が見込めるチームはイングランドであることに間違いはなく、早くこの両チームの対戦が待ち望まれる。

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2017.02.05