ラグビーだけでなく、サッカーも好きならDAZN(ダ・ゾーン)!
英パフォーム・グループが運営するネットのスポーツ配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」
2016年に日本でサービスが始まり、入会後の1ヶ月間は無料ということもあり試しで使ってみたところ、料金が月額1,750円と安いこともあって無料期間終了後も継続している。
放送しているコンテンツはラグビーの他に、サッカー、NBA、MLB、NFL、NHL、Vリーグ、モータースポーツ、格闘技など幅広い。
個人的にはMLBやサッカーも好きなので、今では重宝するようになった。
ここでは、これまでDAZNを使ってきて満足した点、そうでない点をラグビーファンの観点から紹介したい。
トップリーグ全試合、海外テストマッチもDAZNで放送
これまでDAZNで放送された主なラグビーの試合は以下の通り。
・トップリーグ全試合
・日本代表ホームの試合
・英プレミアシップ
・11月海外テストマッチ
・HSBSセブンズ
・欧州チャンピオンズカップ
・英プレミアシップ
これらの試合がLiveで放送され、Liveで観れなくとも「見逃し配信」というサービスで後からも観ることができる。
トップリーグの試合だけでなく、ウインドウマンスに行われた海外のテストマッチ、NZvsアイルランド、NZvsフランスといった注目の試合も多く放送。
DAZNに加入すると、6月、11月の海外テストマッチの試合も多数観戦できるのが最大のメリットだ。
一方、日本代表の試合は日本のホームの試合のみ放送。
スーパーラグビー(サンウルブズ)は放送されないため、日本のラグビーファンからすると、DAZNのみでは満足できないかもしれない。
コストはかかるものの、Jスポとの契約も必要だ。
DAZNは基本PCやスマホで観るため、ネット回線の状況によって重くなることがあるが、光回線では全く問題ない。
wiriを使って新幹線で観た時は途中で止まってストレスを感じることもあったが、wifiでも自宅やホテルなどであればスムーズに観ることができる。
DAZNの特徴は何と言ってもサッカーコンテンツを豊富に配信している点。
DAZNを運営する英Perform GroupがJリーグと10年2,300億円の契約をしたこともあって、2017年からはJ1、J2、J3の全試合を観ることができ、さらに欧州サッカーも多く配信。
ラグビーとサッカーが好きな場合、月1,750円で様々な試合を観れるので、お得なサービスといえそうだ。
不満な点はHPでの案内が不十分な点。
JスポやWOWOW
と比べるとHP内に注目の試合やコラムなどのスポーツ関連の記事や特集がなく、ほぼ配信する番組表のみになっている。
今後は情報配信が拡充されることを期待したい。
ラグビーを観る場合、DAZNとJスポどちらがいいか?
放映権の関係でどちらか一方でしか放送されない試合があるため、DAZNとJスポ両方で契約するのがベストだが費用等の問題でどちらかで迷っている方もいるかもしれない。
結論から言うと、Jスポの方が一般的な日本のラグビーファンのニーズを捉えている試合が多い。
日本代表の試合やトップリーグの他に、サンウルブズが参戦している「スーパーラグビー」を全試合配信するのが大きい。
早明戦、早慶戦、日本選手権、大学選手権や日本代表の試合はNHKや日テレなどの地上波で放送するので、有料放送で必須なのはトップリーグとサンウルブズの試合ということに。
JスポであればどちらもLiveで放送される。
毎年2月〜3月に開催されるシックス・ネーションズ(欧州六カ国対抗)をみる場合は、WOWOWと契約する必要がある。
Jスポの場合値段は契約方法にも異なるが月額2,500円程度〜でDAZN(1,750円)よりは高くなるが、どちらか一つということであれば、Jスポに軍配が上がるだろう。