NZオールブラックスvsアイルランド、アイルランドが29戦目にして歴史的大勝利!

ラグビーアイルランド代表

アイルランドがNZを40-29で撃破!NZの連勝記録は18でストップ

ラグビーのテストマッチが各地で開催されるウインドウマンスが始まった。海外ではNZがアメリカのシカゴでアイルランドと対戦、NZが継続しているテストマッチ18連勝の更新が予想されたものの、アイルランドが後手に回るNZに対して攻勢に出る展開となった。

アイルランドは後半になって迫るNZに対してなんとか逃げ切り、初対戦から111年、29戦目にしての歴史的な初勝利を挙げた。NZは昨年から続いたテストマッチの連勝記録が18でストップ、次のイタリア戦からリスタートに。

前半から勢いに乗るアイルランド、一方NZは本来の動きが見られず

ラグビーアイルランド代表

試合開始早々、NZは2回連続でペナルティーを犯し、アイルランドSOジョナサン・セクストンのPGで3-0と先制した。

前半4分、NZはFBのベン・スミスがハイパントをキャッチすると、WTB14ワイサケ・ナホロがディフェンスの間を抜けて大きくゲイン、最後はCTB13ジョージ・モアラがトライし3-5と逆転した。しかし7分にPR1ジョー・ムーディーが危険なタックルでシンビンに。

その後、アイルランドは敵陣まで攻めると一人少ないNZに対し、FWがモールで押し込み左隅にトライ、難しい位置からのコンバージョンも決まり10-5と逆転した。

16分、アイルランドはこの日反則が多いNZに助けられ陣地を獲得、さらにFBロブ・カーニーの強いランでゴール前までボールを運ぶと最後はFLスタンダーがラックから持ち出しトライ、スコアは15-5に。

20分にNZはPGで15-8と迫ったものの、直後にアイルランドがキックオフのボールを確保しペナルティーを得るとPGを決めて18-8とした。NZは先月まで行われていたチャンピオンシップで見せたテンポのいいアタックが全くできず。

33分、アイルランドはハイパントをキャッチすると速攻に転じ、SHコーナー・マリーがラックからの速攻でトライ、25-8とリードし前半を終えた。

後半、迫るNZに対しアイルランドが最後に突き放し勝利!

オールブラックス

後半がスタートするとNZは前半と一変、アタックにリズムが出てボールをキープする。

しかし、アイルランドはディフェンスでも奮闘、さらにFWがモールでゲインしBKにボールを展開すると、この日活躍が目立つWTB11サイモン・ゼボが左隅にトライを決めて30-8と22点差までリードを広げた。

51分、NZは途中から入ったSHのTJペレナラがBKに素速くパスを回して攻めると、HOデイン・コールズがラインに入ってオフロード、走りこんできたペレナラにつながりトライ、30-15とした。

さらにNZは次のプレーで敵陣ラインアウトでボールをスティール、FW、BK一体となった攻撃を継続し、最後はFBベン・スミスがタックルを受けながらもインゴールに飛び込んでトライ、SOボーデン・バリットが難しい位置からゴールを決めて30-22と迫った。

次のキックオフでNZは反則、するとアイルランドはPGを選択しスコアは33-22に。

63分、後半に入りようやく息を吹き返したNZはボーデンの弟で初キャップのLOスコット・バリットのトライで33-29と4点差まで追い上げた。しかしNZはこの後のチャンスをハンドリングエラー等で活かせず。

すると75分、アイルランドは好キックで大きく陣地を獲得、5mラインのマイボールスクラムからNo.8ジェイミー・ヒースリップがサイドアタック、CTBロビー・ヘンショーがクロスで走りこんできてトライを決め40-29と勝負を決定付けた。

試合はこのままノーサイド、アイルランドがアメリカのシカゴで歴史的な大勝利を挙げた。

NZは謹慎から復活したSHアーロン・スミスが不調、怪我でLOのホワイトロックとレタリックを欠いたのが響き、本来の力を発揮することなくアイルランドに屈した。

アイルランドがNZに勝利した歴史的瞬間