ラグビー日本代表vsアルゼンチン代表は日本が20-54で完敗、課題を残すスタートに

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ラグビー日本代表vsアルゼンチン代表は日本が20-54で完敗

11月5日(土)、秩父宮ラグビー場では2019年W杯日本大会に向けての新生JAPANの初陣であるアルゼンチン戦が行われた。

ジェイミー・ジョセフHCは今年の9月に日本代表のHCに就任、トップリーグの視察を繰り返し代表選手を選考、短期合宿を2回行い今回のアルゼンチン戦に挑んだ。

相手は昨年のW杯でベスト4になった強豪、しかもメンバーは昨年からの主力がズラリ。日本代表は成熟度だけでなく、個の強さでも圧倒され厳しいスタートとなった。

日本代表、前半はPGで先制するも徐々にアルゼンチンペースに

14:40に試合開始のホイッスルが鳴ると直後にSO田村優が蹴ったハイパントをWTBコルデロがノックオン、日本は敵陣22m付近でチャンスをつかんだ。

最初のスクラムは互角、日本はBKにボールを展開し攻めるとトライこそ奪えなかったものの、反則を得て田村優のPGで3-0と先制した。

この後、日本はアルゼンチンにゴール前まで攻められるものの、相手のノックオンやスクラムの反則でなんとか切り抜ける。

前半14分、日本はWTB14レメキ・ロマノ・ラヴァのビッグタックルでボールを奪いかけるもアルゼンチンにキープされ、ボールはBKに。日本は相手の速さについていけず、タッチライン際をゲインされWTBマティアス・モロニにトライを許し3-8と逆転された。

その次のキックオフで山田章仁がアルゼンチンNo.8ファクンド・イサに対してタイミングよくタックルを決めてノックオン。次のスクラムからアタックすると山田がハイタックルの反則を受けて、ゴールキックを選択。田村がPGを決めて6-8と2点差に迫った。

前半31分、日本はそれまで踏ん張ってきたスクラムで反則を取られるとSOニコラス・サンチェスがPGを決めて、6-11とされた。

さらに34分、アルゼンチンボールのラインアウトからSHマルティン・ランダホがパスダミーを決めて大きくゲイン、そこに走りこんできたSOサンチェスがトライを決め6-18と離された。

38分には再度スクラムを崩してコラプシングの反則を取られ、アルゼンチンにPGを許し6-21に。日本は前半を6-21とリードされて折り返した。

注目されていたセットプレー、スクラムは序盤こそなんとか耐えていたものの、時間が経つにつれアルゼンチンが優勢に。一方、ラインアウトはしっかりと確保できた。

全体的にアルゼンチンが攻めて、日本が守る時間帯が多く、なんとか21点に抑えたという印象。

アルゼンチンSHマルティン・ランダホにディフェンスが翻弄され、HOアグスティン・クリーヴィやNo.8ファクンド・イサらフィジカルの強い選手にゲインされたシーンが目立った。

後半、日本はマフィとレメキがトライを獲るもディフェンスで粘れず

前半リードをされて折り返したものの、その差は15点と逆転可能な点差で最初に得点を獲りたい日本。後半からPR3畠山健介→伊藤平一郎、LO5アニセ・サムエラ→谷田部洸太郎、FL6ヘル・ウヴェ→マルジーン・イラウアが入った。

しかし後半開始早々、マイボールラインアウトをスティールされると、アルゼンチンの速い展開についていけず、WTBコルデロにトライを許す。スコアは6-28に。

48分に日本はフェーズを重ねて相手ゴール前に攻め入るものの、イラウアのオフロードパスが相手に奪われると、WTB14マティアス・モロニがそのままトライ、6-35と立て続けにトライを許し苦しい展開に。

HO堀江翔太→木津武士、FL7三村勇飛丸→松橋周平in。

52分、日本はFB松島幸太朗のアタックから攻めてボールをキープ、FWのサイドアタックなどで徐々にゲインし、最後はNO.8マフィがラックからボールを持ち出し、インゴールに飛び込んでトライ!日本の初トライはマフィが決めて13-35とした。

しかし、スタミナと組織力に勝るアルゼンチンの攻撃に対して有利な状況は続かず、63分、65分とトライを取られて防戦一方に。アルゼンチンは次から次へとサポートが続き、速い攻撃のテンポに日本はついていけなかった。

試合終了間際、日本はペナルティから速攻を仕掛け、最後は大外にいたWTB14レメキ・ロマノ・ラヴァが相手を振り切ってトライ、ここでノーサイドを迎えた。

最終スコアは20-54。格下に負けるわけにはいかないアルゼンチンの気迫と、代表&ジャガーズと同じメンバーで戦ってきた組織力の前に日本は完敗した。

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2016.11.05