日本代表vsアルゼンチン代表テストマッチの注目点とポイント

ラグビー

11/5日本代表vsアルゼンチン代表テストマッチの注目点とポイント

昨年W杯でベスト4の成績を収めたアルゼンチン代表がフルメンバーで日本代表に向かってくる。

先発メンバーには主将でHOのアグスティン・クリーヴィ、スクラムが強いPR3ラミロ・エレラ、世界的なNo.8の仲間入りを果たしつつあるファクンド・イサ、アルゼンチンBKの名コンビ、SHマルティン・ランダホとSOニコラス・サンチェスも名を連ねた。

アルゼンチン代表の総キャップ数は「442」に対し、ノンキャップが多い日本代表は「299」。経験では見劣りするものの初キャップ組には与えられたチャンスを活かしインパクトを残す活躍を期待したい。

サンウルブズvsジャガーズ戦は参考にならない

今年の4月23日に日本のスーパーラグビーのチームである「サンウルブズ」はアルゼンチン代表メンバーで構成される「ジャガーズ」に36-28で勝利している。(観戦記と試合の詳細はこちら

しかし、この時のサンウルブズと今回の日本代表の両試合で先発するのはHO堀江翔太とCTB12立川理道の2人のみ。ジャガーズに対し素晴らしいパフォーマンスをみせたSOトゥシ・ピシ、No.8エドワード・カークらは当然出場しない。

一方、ジャガーズはNZでの3連戦を終えての来日で疲労がピーク、さらにランダホ、エレラ等の主力も何人か先発していなかった。サンウルブズが勝てたから今回もと期待したくなるが、4月の対戦とは別物と考えた方がいいだろう。

セットプレーの安定が鍵に

試合の行方を大きく左右するのがスクラムとラインアウトのセットプレー。短期合宿で合わせているとはいえ、本番ぶっつけとなるため不安であることは否めない。

PR1仲谷聖史(170cm/105kg)のトイメンであるPR3ラミロ・エレラ(193cm/125kg)はスクラムの強さに定評があり、日本としてはFW8人全員でまとまって低いスクラムを組んで、しっかりとマイボールを確保したい。

ヤマハの強力スクラムを指導した長谷川慎コーチが代表にもスポットコーチとして参加しているが、アルゼンチンとどう渡り合うか注目だ。

アルゼンチンはキックを多用することが多く、マイボールラインアウトも多くなることが予想される。サンウルブズはラインアウトの成功率が18チーム中ワーストで、せっかくのチャンスを逃したシーンが多かった。ラインアウトの出来も鍵となる。

経験豊富なBK陣、山田とレメキの決定力に期待

FWとは異なりBKでのノンキャップはCTB13アマナキ・ロトアヘアとWTB14レメキ・ロマノ・ラヴァのみで、他はお馴染みのメンバーとなった。レメキは7人制日本代表のエースであり、チームをリオ五輪4強に導いた立役者であることから実質的にはノンキャップには当てはまらない。

 SH田中史、SO田村優の司令塔コンビは経験豊富、キャプテンの立川もサンウルブズでさらに成長を遂げた。ロトアヘアは191cm 、107kgの大型選手でパワフルなランが見れそうだ。

WTBのレメキと山田章仁はボールを持てば何かしら状況を好転させてくれる選手、さらにFBには速くてキレのある松島幸太朗がいるのも頼もしい。

FWがセットプレーを安定させ、決定力のあるBKにしっかりボールを供給できればいい試合となるはずだ。

日本代表初キャップ組のプレーに注目を!

今回の代表選考にあたって「辞退組」が出たことはファンにとっては残念なことだが、初めて代表に選ばれた選手にとっては大きなチャンスだ。

代表でプレーしてキャップを獲得すると歴史に名前が残るだけでなく、メディアへの露出が増え、選手としてもより高いレベルでプレーすることができ得るものは多い。

PR1仲谷聖史、LO4梶川喬介、LO5アニセ・サムエラ、FL6ヘル・ウヴェ、FL7三村勇飛丸、CTB13アマナキ・ロトアヘア、WTB14レメキ・ロマノ・ラヴァの7人は晴れて桜のジャージを着て先発することになった。

彼らは去年のW杯では代表を日本で応援しながらも、「いつかは自分も」と思っていたはず。その願いが叶ってようやく訪れる舞台。そこで自分の力を最大限に発揮して、多くの秩父宮のファン、テレビの前の視聴者にアピールしてほしい。

ラグビー日本代表、11月5日アルゼンチン戦の登録メンバー発表!7人が初先発!

2016.11.03