11月のテストマッチ4試合が重要な理由〜 2019年ラグビーW杯は今月から始まる!〜

ラグビーW杯

ラグビー日本代表の11月の4試合が重要な理由とは?

いよいよ日本代表が2019年W杯日本大会に向けて本格始動する。11月は5日に秩父宮でアルゼンチンと戦った後ヨーロッパに飛び、12日は対ジョージア戦、19日はウェールズ、26日はフィジーと対戦、毎週土曜日に場所を変えての4連戦というハードなスケジュールが組まれている。

この4試合は代表チーム同士のテストマッチということ以上に大きな意味を持つ。日本は2019年W杯でベスト8、つまり予選突破を最低限の目標に掲げているが、そのためにはW杯での予選プールで格上チームとの対戦を極力避けたいところ。

そのW杯における予選プールの組合せ抽選が早くも2017年の5月に京都で開催される。組合せ抽選を行うのが本番の2年4ヶ月前で早すぎるとの意見もあったが、結局このスケジュールとなった。

ラグビーW杯における予選プールの組合せ抽選方法

W杯に出場する国は20ヵ国。2019年大会については日本を含む2015年W杯でベスト12(2015年W杯予選プールで3位以内)に入った12カ国は予選が免除され、残りの8枠については各地域の予選または、プレーオフで勝利した国が参加する。

2019年W杯の予選プールの組合せは、まず予選免除となっている12カ国の2017年5月時点の世界ランキングを基に割り振られる。

その12カ国はNZ、イングランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、ウエールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、ジョージア、日本、イタリア。

この12カ国が2017年5月時点の世界ランキング順にバンド1(1位〜4位)、バンド2(5位〜8位)、バンド3(9位〜12位)に割り振られ、同じバンド同士のチームが予選で同じプールに入らないように抽選が行われる。

仮に2017年の5月時点で世界ランキング1位がNZ、2位イングランド、3位オーストラリア、4位南アフリカの場合、この4チームが同じ予選プールに入ることはない。

日本の世界ランキングは現在12位。日本としてはバンド3(9位〜12位)のグループではなく、一つ上のバンド2(5位〜8位)のグループで予選を戦うことができれば格上とされるチームとの対戦は1ヵ国のみとなり、予選突破の可能性が高くなる。予選を突破できるのは各プールの5ヵ国中、上位の2ヵ国のみだ。

万が一日本のランキングが13位以下に落ちた場合でも、日本は予選免除の12カ国に入っているためバンド3入りが担保されているが、一つ上のバンドを目指したいところ。

なお、バンド4、バンド5については地域予選などを勝ち上がった国が過去のW杯での実績などをもとに割り振られる。

世界ランキングを2017年5月までにあげる方法は?

世界ランキングの計算方法についてはこちらにて詳細を紹介しているが、自国よりも世界ランキングが上のチームとアウェイで対戦して勝利するとランキングを計算するポイントを多く得ることができ、その結果ランキングを上げることができる可能性も高くなる。

来年の5月までに日本よりもランキング上位の国と対戦する機会は、11月の4試合のみとなるため、今回のテストマッチが非常に重要な意味を持つ。

11月に対戦する4ヵ国は日本(12位)よりも全てランキング上位の国で、2勝2敗以上の成績を残すことができれば御の字、できれば3勝以上を挙げたいところ。

このような事情があることから、薫田真広ディレクター・オブ・ラグビー等、協会の幹部はリーチら主力の出場に拘ったという背景があるのだろう。

昨年のW杯から早くも1年が経ち、2019年W杯本番までは残り3年を切ったが、実際は今月から2019年W杯本番の「組合せを決める予選」が始まったとも言える。

ジェイミー・ジョセフHCの新体制が稼働、日本代表の11月のスコッドには多くのノンキャップ組が名を連ね、彼らの力量を試して鍛えるという意味もあるが、勝つことが何よりも求められる試合となる。

新しいメンバーがチームにフイットして個性を出して活躍し、さらに試合に勝つことができれば最高のスタートとなること間違いなしで、そうなることを期待したい。

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