ブレディスローカップ第3戦、NZが豪を下してテストマッチ18連勝の世界新記録を達成!

オールブラックス

NZ代表オールブラックスがオーストラリアを下して18連勝!

NZ代表オールブラックスとオーストラリア代表ワラビーズの2カ国により毎年行われているブレディスローカップ(Bledisloe Cup)。第1戦、2戦はラグビーチャンピオンシップも兼ねて行われ、NZが連勝、最終戦がウェリントンのイーデン・パークで行われた。

ブレディスローカップは2003年から13大会連続でNZが勝利、さらに現在のNZ代表は「オールブラックスの歴史の中でも最も強い」との呼び声が高く、昨年のW杯から負けなしで、世界記録となるテストマッチ18連勝がかかった大事な試合。

前評判は圧倒的にNZ優位との見方が大勢を占める中試合が行われた。

前半はオーストラリアが攻めるも、NZが要所でトライを決める

ワラビーズ

前半5分、NZはハイパントのボールを確保すると、ラックを作らずオフロードでボールを繋いでWTB14イズラエル・ダグが右隅にトライを決め、5-0と幸先のいいスタートを切った。

9分、オーストラリアは自陣でノックオンするとNZはスクラムからBKに展開、ディフェンスのギャップをついたCTB13アントン・レイナートブラウンがトライし10-0とリードを広げた。

オーストラリアはペナルティを得てもゴールを狙わず積極的にトライを狙うも、NZの固いディフェンスを破ることができず無得点が続く。

しかし、前半28分にオーストラリアはマイボールスクラムで押されながらもボールをBKに出し、途中NZにボールを奪われながらも取り返してアタック、身長208cmのLOローリー・アーノルドがトライ、10-7と迫った。

取られたら取り返すのがNZ。34分にSHのTJ・ペレナラがオーストラリアCTB12リース・ホッジのキックをチャージし、そのままトライを決めて15-7とリードした。

NZは前半SOボーデン・バリットが簡単な位置からのゴールキックを3回連続で外すも、要所でトライを獲って15-7で前半を折り返した。

スクラム、ラインアウトはNZが優勢、オーストラリアはボールを持って攻めて優位な時間帯が多かったものの、ミスから奪われた最後のトライが痛かった。

後半、オーストラリアが迫るもNZが徐々にペースをつかみ突き放す

ジュリアン・サヴェア

オーストラリアは42分にPGを決めて15-10と5点差に迫った。さらに45分にはSOバーナード・フォーリーなどのビックゲインで攻め、WTB11ヘンリー・スパイトがトライを決めたかに思われたものの、TMOの結果オブストラクションがありトライならず。

しかし、その後はオーストラリアが攻める展開が続く。

本来の調子が出ないNZは53分、自陣22m付近からFBベン・スミスが空いたスペースにキック、そのボールをWTB11ジュリアン・サヴェアが拾ってトライ、スコアを22-10とし嫌なムードを断ち切った。さらに64分にはバリットに代わって入ったアーロン・クルーデンがPGを決めスコアは25-10に。

68分、NZは自陣でターンオーバーすると速攻を仕掛け、大外にいたジュリアン・サヴェアがボールを受けると、ライン際で2人を吹き飛ばしてトライ、32-10とリードを広げた。

こうなると勢いが止まらないNZ。72分にはHOデイン・コールズがタックルで奪ったボールからカウンター、FW・BK一体となった攻撃で次々にゲイン、ジュリアン・サヴェアがゴール前にボールを運び、最後はそこにコールズが走り込んでトライ、37-10とし勝負を決めた。

途中まではこれまでのNZの強さが見られない戦いぶりだったが、後半にエンジンがかかり終わってみれば37-10で勝利、NZは世界新記録となる18連勝、イーデン・パークではオーストラリアに対し17連勝、さらにホームでのテストマッチは44連勝と記録を伸ばして勝利を飾った。