ラグビー日本代表歴代キャップ保有選手ランキング
各国のラグビーにおける最高峰のカテゴリーは言うまでもなく国の代表選手。
国を代表しフル代表のテストマッチに挑む選手達は、ラグビー選手の憧れであり最終的な目標となっている。
代表選手は所属しているクラブでも主力であり、さらに代表で活躍することで人気・知名度も高まり、ラグビー界の顔としてメディアへの出演も多くなる。
しかし、日本代表の選手になることは狭き門。
ザックリとした数値で表すと、現在トップリーグは16チームあり、各チーム50名ほどの選手が在籍している。
その内、外国出身の選手など日本代表資格のない選手を除くと45名程度。代表にはその都度30名ほどの選手が選ばれ、試合に出場できるのはリザーブを含め23名までとなる。
つまり、45名×16チーム=720名の選手から代表選手30名が選ばれ、試合に出れるのは先発15名+リザーブ8名までとなる。
日本代表の選考にあたっては、トップリーグ傘下のトップチャレンジリーグや大学生も対象となることから、選考にあたっての母数はさらに多くなる。
このように、代表キャップを得ることができるのはトップクラスの選手の中でもごく一部。
日本における初のテストマッチは1932年(昭和7年)のカナダ戦。以来、以来650名を超える選手が代表キャップを獲得している。
ここでは、その中からテストマッチに出場してきた保有キャップの多い選手をご紹介したい。
ラグビー日本代表歴代キャップ保有選手TOP20一覧
順位 | 名前 | cap | 所属 | W杯出場歴 |
1 | 大野均 | 98 | 東芝 | 2007、2011、2015 |
2 | 小野澤宏時 | 81 | サントリー、キヤノン | 2003、2007、2011、 |
3 | 元木由記雄 | 79 | 神戸製鋼 | 1991、 1995、 1999、 2003 |
4 | 畠山健介 | 78 | サントリー | 2011、2015 |
5 | 田中史朗 | 70 | パナソニック | 2011、2015 |
6 | 菊谷崇 | 68 | トヨタ、キヤノン | 2011 |
7 | トンプソンルーク | 66 | 近鉄 | 2007、2011、2015 |
8 | 伊藤剛臣 | 62 | 神戸製鋼、釜石 | 1999、 2003 |
8 | リーチマイケル | 62 | 東芝 | 2011、2015 |
10 | 堀江翔太 | 61 | パナソニック | 2011、2015 |
11 | 大畑大介 | 58 | 神戸製鋼 | 1999、 2003 |
12 | 五郎丸歩 | 57 | ヤマハ、トゥーロン | 2015 |
12 | 田村優 | 57 | キヤノン | 2015 |
14 | 立川理道 | 55 | クボタ | 2015 |
15 | 山下裕史 | 51 | 神戸製鋼 | 2015 |
15 | 日和佐篤 | 51 | サントリー | 2011、2015 |
17 | 箕内拓郎 | 48 | NEC、ドコモ | 2003、2007 |
18 | 増保輝則 | 47 | 神戸製鋼 | 1991、 1995、 1999 |
19 | ホラニ龍コリニアシ | 45 | パナソニック | 2011、2015 |
20 | 薫田真広 | 44 | 東芝 | 1991、 1995、 1999 |
20 | 木津武士 | 44 | 神戸製鋼 | 2015 |
※キャップ数は2019年9月時点。
なお世界最多キャップ数を保有しているのはNZ代表前主将リッチー・マコウで148キャップ。