ラグビーチャンピオンシップ最終節、NZが敵地で南アに圧勝、6連勝で有終の美を飾る

NZ代表オールブラックス

The Rugby Championship6rd 南アフリカvsNZ

ラグビーチャンピオンシップ2016最終節は既に5連勝で優勝を決めているNZと地元でなんとか勝利し大会を2位で終えたい南アフリカの戦い。

試合会場となった南アフリカ、ダーバンのキングス・パーク・スタジアムにはほぼ満員となる5万人のファンが訪れ、大観衆の中試合が行われた。

前半は攻めるNZ、耐えてPGで得点を重ねる南アという展開に

ラグビー南アフリカ代表

前半4分、南アフリカは SOモルネ・ステインがPGを決めて3-0と先制した。この後、NZは攻める時間帯が続くものの、オフロードのミスやノックオン等で決定機を逃してしまう。そして南アフリカは17分にPGを追加し6-0に。

前半20分、NZは自陣5m付近からWTB14イズラエル・ダグがアタックを開始、WTB11ワイサケ・ナホロが大きくゲインし、何度かボールコントールを失いながらも次々につないで、最後はダグがトライ、6-5とした。

26分、南アはPGを追加して9-5に。32分にNZは南ア陣内22ライン付近からのラインアウトからモールを押し込みBKに展開、CTB13アントン・レイナートブラウンがゲインし、最後はTJ・ペレナラがラックからボールを持ち出しトライ、9-12と逆転した。

前半終了間際にもNZはモールで攻め、LO4ブロディー・レタリックがトライしたかに見えたものの、TMOの結果、オブストラクションでノートライに。前半は9-12とNZがリードして折り返した。

ラインアウトとスクラムはほぼ互角、NZが圧倒的に攻めたものの、南アフリカのディフェンスが健闘、さらにNZのハンドリングエラーが多いことなどもあり、スコアは拮抗する展開となった。

この日も後半に強いNZ、一気に南アフリカを突き放す

NZ代表オールブラックス

後半開始早々、NZはFW、BK一体となった攻撃で次々にゲイン、フェーズを20回重ねてWTB14イズラエル・ダグがトライ、9-17とリードを広げた。

なんとか食らいつきたい南アフリカは後半49分にPGを決めて12-17と5点差に。

しかし、54分に南アフリカはNZボールのラインアウトをスティールしたものの、BKに展開するとFBパトリック・ランビーのキックをNZのCTB13アントン・レイナートブラウンがチャージ、前にこぼれたボールをSOボーデン・バリットが押さえてトライ、12-22とした。

後半58分に南アフリカはPGを決めて15-22に。しかし、得点を挙げたのはこれが最後となった。

60分、NZはFBベン・スミスがハイパントを相手と競りながらもキャッチ、そしてバリット、リード、ダグ、コールズとつないで最後はSHペラナラがトライ、15-29と突き放した。

70分にNZは南アフリカのパスミスからカウンター、FL7リーアム・スクワイアがボールを拾い上げバリットへパスすると、一気に60m近く走ってトライ、15-36と勝負をほぼ決定づけた。

71分、思うように攻め込むことができずイライラが募る南アフリカはLO5ルード・デヤハーが危険なプレーでシンビンに。その後NZはキックで南ア陣内に攻め込むと、ラインアウトからFWがモールで押し込んでHOコーディー・テイラーがトライ、15-43に。

疲れを知らないオールブラックス、75分にはターンオーバーから速攻でカウンター、FW・BKとつないでベン・スミスがトライ、15-50に。さらに、ロスタイムにもボールを蹴らずに攻めて、バリットのキックパスをベン・スミスがキャッチ、スクワイアへとパスをつないでトライ、15-57としノーサイド、NZが南アフリカに圧勝した。

60分頃まではスコア的には競っていたものの、終わってみればNZが9トライで南アフリカはノートライ、ボールポゼッションはNZが7割、ボールを持って走った距離はNZの758mに対し、南アフリカは僅か174m、ミスタックルはNZが2で、南アフリカは33とスタッツもNZが圧倒した。

NZはラグビーチャンピオンシップを全勝の6連勝、全試合でボーナスポイントを獲得するなど異次元の強さを見せつけて有終の美を飾った。

ラグビーチャンピオンシップ2016 NZvs南アフリカ 10/9動画

ラグビーチャンピオンシップ2016(南半球4カ国対抗戦)の試合日程と速報結果

2016.08.22