フィロ・ティアティアFWコーチがサンウルブズの新HCに昇格へ

フィロ・ティアティア

フィロ・ティアティア(Filo Tiatia)コーチがサンウルブズHCに就任

スーパーラグビーの日本のチーム「サンウルブズ」は来年2月から2シーズン目を迎えるが、マーク・ハメットHCの後任にFWコーチのフィロ・ティアティアが昇格すると日刊スポーツが報じた。契約期間は2018年までの2シーズン。

サンウルブズの初年度は1勝1分13敗の最下位に終わり、マーク・ハメットHCはハイランダーズ(NZ)のアシスタントコーチに就任することが決まっており、後任が誰になるか注目されていた。

海外メディアによるとサンルウブズはリオ五輪の7人制でフィジーを金メダルに導くなど、7人制ラグビーの名将として知られるベン・ライアン(Ben Ryan)にオファーをしたとされていたが、スーパーラグビーの開幕まで半年を切り、時間がないなか日本とサンウルブズをよく知るフィロ・ティアティアコーチに白羽の矢が立った形となった。

他チームからは次々と選手との来シーズン契約情報が報道されるなか、サンウルブズはコーチや選手が決まっておらず、キャプテンを務めた堀江は「HC等コーチ陣をはやく決めてほしい。コーチが決まっていないのに契約はできない」と述べるなど、不満の声が挙がっていた。

2016年シーズンは、参戦初年度ということや、練習・準備期間が短い、スタッフやマネジメントも初めてで不慣れな点が多いことからわずか1勝のみに終わったものの、国内ではサンウルブズへの批判は少なく、むしろ評価する声が多かった。

しかし、2年目以降は成果が問われる年となり、初年度と同じような結果が続くと、サンウルブズのスーパーラグビー参戦自体が疑問視されかねない。

HCが決まったことで、FW・ BKコーチや選手との契約がスムーズに決まり、準備万端でシーズンに臨み、昨シーズンを大きく上回る成績を期待したい。

サンウルブズ新HCフィロ・ティアティア(Filo Tiatia)

1971年NZウェリントン生まれの45歳。選手としては1996年〜2001年までスーパーラグビーのハリケーンズ(NZ)でプレー、NZ代表オールブラックスには2000年に選ばれ2キャップ保有。

2002年〜2006年まではトップリーグのトヨタ自動車でプレー、2006年からはウェールズのOspreysでプレーし2011年に引退した。ポジションはFL/No.8、身長192cm、体重112kg。コーチとしては2012年から2015年までトヨタ自動車のHC、2016年はサンウルブズのFW(アシスタント)コーチを務めた。

ちなみに日本代表 HCのジェイミー・ジョセフとは同世代で、共にNZ出身、代表経験があり、日本でも選手としてプレーするなど共通点が多い。ジェイミー・ジョセフはサンウルブズも含めた「チームジャパン2019総監督」という立場であり、フィロ・ティアティアのサンウルブズHCへの就任はジェイミー・ジョセフの意向も大きく働いたようだ。

フィロ・ティアティア新HCコメント

2017シーズンよりヒト・コミュニケーションズ サンウルブズの2代目のヘッドコーチに就任できることを、大変楽しみな気持ちでおります。また同時に、素晴らしいリーダーでありヘッドコーチであったマーク・ハメット氏が、選手たちと共に、ファーストシーズンで創り上げたものを継承できることを光栄に感じます。2017シーズンは、ファーストシーズンからの継続的なプロセスでもありますが、同時に新しいチャレンジにも向かいながら、チームをより飛躍させていくシーズンです。今年私が共にした選手やスタッフと、また一緒に闘える事を大変楽しみにしております。

サンウルブズはまだまだ若いチームであり、多くの困難を乗り越えていかなければなりません。サンウルブズのファンの皆様には、皆様が2016シーズンにして下さったように、来シーズンも声援・サポートをいただける事を期待しております。皆様に近々会えることを楽しみにしております。

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