7人制ラグビー(セブンズ)ルールの基本。15人制とどう違う?

セブンズ

リオデジャネイロオリンピックが開幕した。今回のオリンピックの注目は初の正式種目となった7人制ラグビー(セブンズ)。日本は男女共にアジア予選を勝ち抜いて出場権を獲得、女子は8月7日(日)から、男子は10日(水)から3日間に渡って試合が開催される。

ラグビー経験のない方にとってはルールが分かりづらく難しいイメージのあるラグビー。しかも15人制ではなく、マイナーな7人制とあって興味が湧かない人も多いだろう。

しかし、人数が多い15人制よりもセブンズの方がルールは簡単でシンプルだ。15人制のように複数人が密集プレーでごちゃごちゃ入り混じったりすることもなく、ボールがよく動きスピーディーに展開される。ここでは15人制と比較しながらルールやセブンズのポイントを紹介したい。

7人制ラグビー(セブンズ)のルールの基本

7人制と15人制のルールの比較

15人制 内容 7人制
100m×70m グラウンド 同じ
FW8人、BK7人 人数 FW3人、BK4人
8人 スクラム 3人
40分ハーフ 試合時間 7分ハーフ
 15分以内  ハーフタイム 2分以内 
8人まで  交代人数 5人まで 
トライされたチーム 試合再開 トライしたチーム 
10分  シンビン 2分 

ボールを前に落としてはいけない、トライ5点、トライ後のゴール2点、PG3点といった基本的なルールは同じで、15人制と同じ広さのグラウンドながら人数は7人でプレーするため、コンタクトプレーで突破するのではなく、速さやステップで相手を抜いてトライを取りに行くプレーが多い。(セブンズルールの詳細はセブンズガイドラインにて)

そのため選ばれる選手も、大柄でコンタクトが強いけども足は遅い選手は不向きで、FW・BK共に足が速くて運動量が豊富なことは必須、さらにFWであればスクラムを組めること、BKであれば1対1で相手を抜き去るステップや強さも求められる。

例えば五郎丸歩はBKとしては大型だけど足が速くないので7人制には不向きで、福岡堅樹は体は小さいながらもスピードがあり、相手を一瞬で抜き去る速さ、技術があるのでセブンズ代表にも選ばれている。

7人制ラグビー(セブンズ)の見所、ポイントまとめ

・コンタクトや当たりを回避して相手をスピードやステップで抜くプレーが多い
・BKだけでなく、FWの選手も速さと運動量が必要
・モール、ラックといった密集プレーが少なく、ボールをパスやキックで繋ぐプレーが多い
・展開がスピーディーでボールがよく動く
・グランドの広さやルールは15人制と同じ、7人制の方が見ていて分かりやすい

なぜ15人制ではなく7人制がオリンピック競技になった?

オリンピックの競技期間は16日以内とする必要があり、体力の消耗の激しい15人制は一般的に試合間隔を1週間空ける必要があることから、全試合を消化するのは困難。そのため、1日に2,3試合こなせる7人制が採用された。

7人制ラグビー(セブンズ)動画