日本流の「イングリッシュ・ウエー」でイングランドを変えたエディー・ジョーンズ

エディー・ジョーンズ

日本流の「イングリッシュ・ウエー」でイングランドを変えたエディー

日経新聞といえば、その名の通り、経済や政治関連の記事が豊富で、日本のビジネスマンからは多くの支持を集めているメディアだ。朝は日経新聞を読むことから1日が始まる方も多いだろう。

実は経済だけでなく、スポーツに関しての深みのある記事にも定評があり、ラグビーについてはこのページにて特集が組まれている。ページ下の方では廣瀬俊朗前日本代表キャプテンの連載も無料で見ることができる。

今回ご紹介したいのはエディー・ジョーンズがイングランドのHCに就任して以来、チームを変えるために行った手法を分析している記事。(詳細は日経新聞にて)

これによると、エディーが行っていることは日本でのHC時代と基本的には同じで、「組織的な守備」、「セットプレーの安定」、「適材適所のコーチと選手起用」にあり、これらの手法が結果として表れ、以下の通りエディーがイングランドのHCに就任して以来、負けなしの9連勝と勝ち続けている。

シックス・ネイションズ(欧州6か国対抗)
◯イングランド 31-21 スコットランド
◯イングランド 25-21 ウェールズ
◯イングランド 21-10 アイルランド
◯イングランド 40-9 イタリア
◯イングランド 15-9 スコットランド
テストマッチ(親善試合)
◯イングランド 27-12 ウェールズ
テストマッチ(オーストラリアツアー)
◯イングランド 39-28 オーストラリア
◯イングランド 23-7 オーストラリア
◯イングランド 44-40 オーストラリア

2015年W杯までイングランドの指揮を執ったスチュアート・ランカスターの時代、イングランドはテストマッチの成績が28勝17敗で勝率61%だったことから比較すると、エディーが指揮する新生イングランドの船出は順調だ。

また、マロ・イトジェ(Maro Itoje)、ポール・ヒル(Paul Hill)、ジャック・クリフォード(JackClifford)ら若手も見出して積極的に起用すると、選手が期待に応える活躍を見せ、近い将来も見据えた戦いを行っている。

なお、記事によるとイングランドのラグビーの競技人口は200万人、年間予算は290億円で共に世界トップ、日本の競技人口12万人、予算35億円と比べると人材豊富で予算も潤沢、HCとしてはこの上ない環境ともいえる。

しかし、2019年のW杯への道はまだ始まったばかり。残り3年間でエディー率いるイングランドがどのような強化を成し遂げるか注目したい。

マロ・イトジェ(Maro Itoje)

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2016.07.05