【観戦記】スーパーラグビー2016第15節サンウルブズ対ワラタス

サンウルブズ

約1ヶ月の休み期間を経てサンウルブズはオーストラリアの強豪ワラタスを秩父宮に迎えた。これまでチームを牽引してきた堀江主将、SOピシは怪我で休みで、HOには木津、SOには日本代表でも好調をキープしている田村が入った。

この日秩父宮は快晴で温度は31度、湿度は83%と見ているだけでも汗が流れてくる厳しい暑さの中、試合開始のホイッスルが鳴った。

スーパーラグビー第15節サンウルブズvsワラタス(豪)

ワラタスボールでキックオフ!

バーナード・フォーリー

キックを蹴ったのは昨年リコーでプレーしたバーナード・フォーリー。オーストラリア代表のSOとしても活躍中。

ボールを持って攻める田村

田村

試合開始直後はワラタスにゴール前まで迫られたものの、なんとか凌いで攻撃に転じるサンウルブズ。しかし、最後はミスでゴールラインを割れなかった。

世界No.1のFBイズラエル・フォラウ

イズラエルフォラウ

身長193cm、体重103kgでスピードも抜群、ラグビーをするために生まれてきたような均整のとれた体が印象的。この日はCTBでプレー。

前半10分にSHルーカスが先制トライ

ワラタスのトライ

ワラタスはラインアウトからBKに展開しゲインすると、最後はSHルーカスがポスト左にトライを決めて先制した。

前半25分、田村のPGで9-7と逆転!

田村

サンウルブズはトライを奪えないながらも、PGでコツコツ得点を重ね前半25分に田村がPGを決めて9-7と逆転!ワラタス相手にリードする展開に。

すぐにワラタスにトライを奪われ逆転を許す

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リードをしたのも束の間、27分にFLデンプシーにトライを許すと、35分にはフォラウがこぼれ球を拾いそのままゴールまで走りきってトライ。

サンウルブズは攻めるものの最後はミスで自滅

パエア

前半、サンウルブズは何度か攻め入る場面があったものの、最後はハンドリングエラーなどでトライは奪えず。写真はマイケル・フーパーにタックルされるミフィポセチ。前半は12-26で折り返した。

ワラタスのラインアウト

ラインアウト

ワラタスは2m級のLOを揃え、ラインアウトの高さはこの通り。

スクラムは劣勢ながらもなんとかマイボールをキープ

サンウルブズ

スクラムはワラタスに押されながらもなんとかマイボールをキープすることができた。

後半はワラタスのトライ攻勢が続き、防戦一方に

後半

後半に入り、運動量が一気に落ちたサンウルブズ。防戦一方となりワラタスに次々とトライを許す。

タンゲレ・ナイヤラボロのトライ

サンウルブズ

身長195cm、体重125kgのWTBナイヤラボロのトライ。9月からはパナソニックでプレーする。

サンウルブズはノートライに終わり、12-57で完敗

サンウルブズ

後半はほとんどボールを持つことができず防戦一方に。ワラタスに合計9トライを許し、12-57と大敗を喫した。

ホーム最終戦で気温も上がり、大柄な選手の多いワラタスにとっては厳しい条件で、サンウルブズにもチャンスがあるかと思われたものの、先にスタミナが切れたのはサンウルブズだった。

前半27分に逆転トライを許してからは、走れず、タックルをしても吹っ飛ばされ、簡単にトライを許してしまった。力の差があるのは分かるが、もう少し意地を見せて欲しかった。プレーオフ進出するためにモチベーションの高いワラタスとの差がプレーに現れる形に。

残り2試合はアウェイでのブルズとシャークスとの試合。この両チームもプレーオフの可能性を残しており、さらに前回の遠征では大敗を喫した南アフリカでの試合で、戦う意味と目的をチーム内で再確認していい試合を期待したい。

スーパーラグビー第15節対ワラタス戦のサンウルブズ選手採点と評価

2016.07.02