南アフリカ代表vsアイルランド代表、第1戦はアイルランドが26-20で勝利!

南アフリカ

南半球対北半球の強豪同士の第3試合目、南アフリカ対アイルランドは南アフリカのケープタウンで試合が行われた。

南アフリカの新HCは昨年神戸製鋼のHCを務めたアリスター・クッツェー。白人と黒人の人種間対立が残る南アフリカでは黒人のHCとして黒人選手の新たな発掘とこれまでよりも多い黒人選手の器用が求められている。

一方アイルランドは長年主将としてチームを支えたLOのポール・オコンネルが引退し、世界的なSOジョナサン・セクストンも怪我で離脱中で、シックス・ネーションズでは3位と結果を残せておらず、南ア戦でチームを立て直したいところ。

前半、アイルランドはレッドカードとイエローカードで苦境に

前半10分、アイルランドは南アフリカ陣内でモールで押し込んでからBKに展開して先制トライを挙げ、敵地で幸先の良いスタートを切った。一方、南アはこの時、LOのルード・デヤハーがモールを崩してコラプシングの反則を取られてシンビンに。

そして、前半15分に南アフリカがPG、18分にはアイルランドもPGを決めて3-10となった。

前半22分、アイルランドのFL6スタンダーが南アのSOパトリック・ランビーに対するレイトチャージでレッドカードを受けて一発退場、ランビーは頭を打って負傷退場し、代わりにNTTコムでプレーする、エルトン・ヤンチースが入った。

南アフリカは一人少ないアイルランドに対し攻勢をかけ25分にはPGで6-10と迫り、31分にはスクラムからBKに展開、内に切り込んできたWTBルワジ・ンボボがトライを決め13-10と逆転、さらにアイルランドCTB13のロビー・ヘンショーがヤンチースへのハイタックルでシンビンとなり、アイルランドは2人少ない13人となった。

36分にアイルランドは、攻めきれないと判断したのか、ドロップゴールで13-13と同点に。その後も南アフリカの猛攻が続くが、アイルランドが気合の入ったディフェンスで南アフリカに決定的なチャンスを作らせず、前半は13-13の同点で折り返した。

後半、攻める南アフリカ、耐えるアイルランドの時間が続く

後半が開始するとアイルランドは2人少ないことを感じさせない戦いぶりで奮闘、一方、南アフリカはスクラムでは優勢で、攻める時間が多いものの肝心なところでハンドリングエラーによる自滅などでトライを奪えず。

後半42分、アイルランドはBKの個人技やオフロードパスを繋いでゲインを繰り返し、最後はSHコーナー・マリーがトライを決めて13-20とリードを広げた。

67分にもアイルランドがPGを決め13-23とリードは10点差に。しかし、南アフリカは途中から入ったピーター=ステフ・デュトイがインターセプトしそのままトライ、20-23に差を縮めた。

その後も南アフリカが攻める時間帯が続くもののゴールを割ることはできず、76分にアイルランドにPGを決められ20-26に。

最後は南アフリカがFW、BKでフェーズを重ねて攻め込み、82分に南アフリカWTBピーターセンがゴール左隅に飛び込んだものの、アイルランドDFにギリギリでタッチラインの外に押し出されノーサイド。アイルランドが前半22分から1人少ない状態で戦いながらも、南アフリカに対し敵地で初の勝利を挙げた歴史的な勝利となった。

スクラムとラインアウトのセットプレーでは南アフリカが優勢、一方ブレイクダウンや出足の鋭さ、低さではアイルランドが上回った。最後まで集中力を切らさず、粘り強いディフェンスを続けたアイルランドの戦いぶりは見事で素晴らしい戦いぶりだった。

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2016.06.20