ラグビーテストマッチ6月第1試合目、カナダ戦の日本代表選手採点と評価

日本代表
試合 日本代表vsカナダ代表
日時 2016年6月12日(日)7:00 kick off 
場所  バンクーバー
結果 日本代表 26-22 カナダ代表

日本代表vsカナダ代表戦の選手採点&評価

NO 選手 点数 評価
1(PR) 稲垣啓太 スクラム安定、運動量豊富でアタックにも積極的に参加
2(HO) 木津武士 モールから先制トライを決めた。プレーで堀江の代役を見事に果たす
3(PR) 畠山健介 5.5 スクラムをリードしたものの、フィールドプレーでは目立たず
4(LO) 宇佐美和彦 6.5 出足鋭いタックルで奮闘、ナイスチャージも
5(LO) 小瀧尚弘 5.5 モールで核として活躍、宇佐美との若手LOコンビとして今後期待大
6(FL) 細田佳也 低いタックルで何度も相手を止めたものの、危険なタックルは不要だった
7(FL) 安藤泰洋 5.5 相手ボールをもぎ取りターンオーバー、見せ場を作った
7(FL) 金正奎 5.5 (後半開始〜)タックル、ブレイクダウンで奮闘
8(No.8) 堀江恭佑 6 積極的にボールキャリーしてゲイン、レギュラーに向けアピール
9(SH) 田中史朗 素速いボールさばきで試合を攻撃的にコントロール
9(SH) 茂野海人 (後半開始〜)ラックサイドを突いて、松島のトライにつなげた
10(SO) 田村優 7 ゴールキックを6本全部成功させ、ディフェンスでも奮闘し日本に勝利をもたらした
11(WTB) 笹倉康誉 5 勝負どころでタッチを割り、タックルも外すなど強さが欲しい
12(CTB) 立川理道 6.5  日本人離れした強さでボールを持てばゲイン、キャプテンとしての役割も果たした
13(CTB) ベネット 5.5  アタックで何度もゲインし見せ場を作った
14(WTB) ミフィポセチ 5.5 ボールキャリーは多かったが効果的なチャンスは作れず
15(FB) 松島幸太朗 スピードと安定感は抜群、総合力では五郎丸よりも上か

試合内容よりも勝ったことがなによりの収穫となった試合だった。この試合は怪我人やセブンズ組、調整中の選手などが出場せずキャップ数の少ない選手が中心の戦いとなったが、それはカナダも同じ。

SO田村がゴールキック6本を全て成功、フィールドプレーでも司令塔の役割を果たし素晴らしい活躍ぶり。スーパーラグビーの対戦相手よりは相手ディフェンスの速さや圧力も少なくサンウルブズでの経験が活きたようだ。

また身長197cm、体重111kgの日本人LOとしては大型の宇佐美も運動量豊富で特にディフェンスでは何度もタックルで相手を止めて奮闘、スコットランド戦ではさらに強い相手に対して活躍を期待したい。

CTB立川とFB松島も相手を圧倒、ボールを持てばゲインしアタックでは大きな手応えがあっただろう。試合を見ているとスーパーラグビー組のフィットネスは優れており、今季から日本のサンウルブズが参戦した効果が出たともいえる。

課題は大型FWへの対応。日本代表はゴール前に攻められると、カナダFWにゲインを許し、モールでも押されて、結果4つ全てのトライに結びついてしまった。体格差があるとはいえ、中長期的な課題が浮き彫りに。

スコットランドのFWはカナダよりも大きくて強く、ツイやマフィ、コリニアシが合流し、ラックサイドのディフェンスを強化し、相手を止めてゴールラインを割らせないようにしたい。また、時折タックルが高かったりバインドが甘く、ゲインを許すことがあったのでこの辺りを修正しないとスコットランドには大量失点を喫してしまうだろう。

とはいえ、アウェイで長年のライバルであるカナダ相手に勝利した意味は大きく、18日と25日のスコットランド戦に向けて大きな弾みがついた試合となった。ホームでのスコットランド戦にも期待し応援したい。

日本代表vsカナダ代表は日本が26-22で接戦をものにして勝利!

2016.06.12