日本代表vsカナダ代表は日本が26-22で接戦をものにして勝利!

ラグビー日本代表

2015年W杯で日本代表が歴史的な3勝を挙げてから日本ではラグビーが盛り上がりを見せ、スーパーラグビーにも参戦、ラグビーをめぐる環境が一変した中、2019年の日本で開催されるW杯に向けスタートを切った。

W杯後約8ヶ月ぶりに召集された新生日本代表は敵地バンクーバーでカナダ代表と対戦。世界ランキングは日本の10位に対しカナダ代表は18位ながら、長年接戦を演じてきたライバルでもある。

日本としては2019年W杯の予選の組み合わせが来年5月時点の世界ランキングにより決定されることから、自国開催のW杯で少しでも優位な組合わせにするために、絶対に負けられない試合。

また、日テレで全国生放送されるため、ラグビー人気を継続するためにも多くのファンに日本のラグビーをアピールしたいところ。

カナダ戦の日本代表のメンバーはリーチマイケルと五郎丸は怪我で召集されず、山田章仁や藤田慶和ら7人制組はリオ五輪に向け合宿中で不参加。

さらにキャプテンの堀江やツイ・ヘンドリック、マレ・サウ、大野均らスーパーラグビーなどで疲労が残っている選手は日本でのスコットランド戦から合流するため、日本人主体のメンバー構成となった。なお、先発メンバーはこちらを参照。

日本代表、前半はカナダFWの圧力に屈するも速いラグビーで対抗

試合開始は日本時間の午前7時。先制したのはホームのカナダで前半6分に体格に勝るカナダFWがサイドアタックを仕掛け徐々にゲイン、最後はWTBパリスに縦突進を許し0-5と先制される。日本はタックルが高く、相手を一発で止めることができなかった。

しかし10分に日本はテンポのいい攻撃を続け、カナダはたまらずオフサイドの反則。この日ゴールキックを任されたSO田村がPGを決め3-5とした。

前半20分に日本はカナダにゴール前まで攻められると、カナダはFW戦に持ち込みトライ、3-12とリードを広げられる。体格差では圧倒されており、モールや1対1ではだいぶ劣勢。

しかし、33分に日本は敵陣ゴール前でFW戦でリベンジを果たすべくモールでアタック。カナダは2回モールを崩し、日本は3度目の攻撃でゴールラインまで押し込み最後はHO木津がトライ、10-12とした。

さらに前半終了間際にはSH田中の速い仕掛けなどで攻めるとカナダが反則を犯し、日本はPGをしっかり決めて13-12とリードして前半を折り返した。

スクラムはカナダと互角かやや優勢、ラインアウトではマイボールを2回獲られ反則もするなど苦戦。自陣ゴール前でカナダにアタックの機会を与えるとFW戦で止められない点をなんとか修正したいところ。

後半は細田がレッドカードで退場、カナダFWの圧力を受け厳しい展開が続く

後半開始から日本代表はFL7が安藤→金正奎、SHが田中史→茂野に交代。

ホームで負けられないカナダは後半開始直後から攻勢をかける。後半45分、日本はカナダのパワープレーに屈し、3つめのトライを許し13-17と逆転される。しかし51分には田村のPGで16-17に。

53分、日本が相手ゴール前でチャンスを迎えると、FL6細田がラックへ入った際のプレーが危険なプレーと見なされ、レフリーから提示されたのはまさかのレッドカード。一発退場となり日本には暗雲が立ち込める。

しかし、一人少ない日本代表は69分にラインアウトからBKに展開、ラインに入ったNo.8堀江が縦突進でゲイン、茂野がラックサイドを突いて攻め込むと、最後はFB松島がパスを受けてトライ、23-17と逆転した。

さらに76分には田村が勝利を大きく引き寄せるPGを決め26-17とリードを広げた。しかしその直後、再びカナダFWのモールの圧力に屈してトライを奪われ26-22と迫られる。

最後、カナダは逆転すべく猛攻を仕掛け日本は後手に。カナダ得意のFW攻撃でゴールラインを割りトライ、逆転かと思われたものの、ボールを地面につけることはできず、ノーサイドの笛が鳴り試合終了。なんとかトライを許さず日本はカナダに対し26-22で薄氷の勝利となった。

トライ数ではカナダの4に対し日本は2と下回ったものの、SO田村はゴールキック6本を全て成功させ、カナダは6本中1本しか決めることができず、この差が勝敗を決定づけた。

ラグビー日本代表vsカナダ代表ハイライト動画

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2016.06.12