オーストラリア代表vsイングランド代表、第1戦はイングランドが39-28で勝利!

ワラビーズ

オーストラリアのブリスベン、レッズの本拠地でもあるサンコープ・スタジアムではオーストラリア代表ワラビーズ対イングランド代表の試合が行われた。

イングランドのHCエディー・ジョーンズは日本代表を率いて2015年W杯では歴史的な3勝を挙げ、3月に開催されたシックス・ネーションズ2016(欧州6か国対抗)では5戦全勝のグランドスラムにて優勝、自信満々で母国に乗り込んできた。

試合前からエディーは得意の舌戦をオーストラリアに仕掛けたものの、オーストラリア代表HCマイケル・チェイカはエディーの挑発には乗らなかった。

オーストラリアは世界ランキング2位でイングランドは8位、昨年のW杯では予選でオーストラリアがイングランドを33-13で下している。

前半はイングランドが手堅くPGで得点を重ねる

試合開始直後にペースを握ったのはホームのオーストラリア。ボールをキープしリズム良く攻めて、前半8分にFBイズラエル・フォラウが相手DFの間を抜けて大きくゲイン、最後はFLマイケル・フーパーが右隅にトライを決めて5-0と先制した。

さらに15分にはBK、FW一体となった攻撃でフェーズを重ね、フォラウがタックルを外しそのままゴールラインを割ってトライ、オーストラリアが10-0とリードした。

しかし、オーストラリアはディフェンス時に反則が多く、前半20分、27分、30分に連続でイングランドSOオーウェン・ファレルにPGを決められ10-9と迫られると、31分には自陣で攻めている際にパスミスでボールをこぼし、さらにキック対応でもボールが手がつかず、イングランドのCTBジョナサン・ジョゼフにトライを決められ10-16と逆転を許した。

その後お互いにPGを決めて前半は13-19とイングランドリードで折り返す展開に。試合は両チーム流血者が相次ぐほどブレイクダウンの攻防が激しい試合となった。

ワラビーズ

後半もイングランドは衰えず、主導権を握る

後半開始直後にイングランドはFLジェームズ・ハスケルがモールサイドを突いてゲイン、ラックからCTBジョージ・フォードが右に大きくパスして最後はWTBヤードがトライを決め、13-26とリードを広げた。

53分にはオーストラリアのPR1スコット・シオがスクラムを崩しシンビンに。この日、スクラムでは両チームのFWの息が合わず、どちらかが反則を取られることが多かった。

56分にイングランドがPGで13-29とすると、オーストラリアはフォラウがハイパントをキャッチして前に進み、FW・BK一体となった攻撃でフェーズを重ね、最後はフーパーがこの日2つ目となるトライを決めて18-29とした。

イングランドがすかさずPGで18-32とすると、オーストラリアは敵陣ゴール前のペナルティを得てスクラムを選択、BKへボールを展開するとCTBクリンドラニがトライを決めて25-32とし、さらに77分にはPGを決めて28-32と4点差に迫った。

最後、逆転を狙ってオーストラリアが攻めたものの、オーストラリアはボールを落としイングランドがターンオーバー、ジョージ・フォードがキックでボールを転がし、最後はWTBジャック・ノエルがトライを決めて28-39でイングランドがノーサイドを迎えた。

イングランドのSOオーウェン・ファレルはゴールキックを10回中9回決めただけでなくフィールドでも攻守にわたり大活躍、オーストラリアはFBイズラエル・フォラウの存在感は圧倒的だったが、この日は反則が多くこれが勝敗を分けた要因となった。

イングランドはシックス・ネーションズで5連勝、先月のウェールズとのテストマッチに続きアウェイでのオーストラリアとの戦いにも勝利し、2015年W杯以降は負けなしの7連勝とした。

ワラビーズ

オーストラリア代表vsイングランド代表 第1戦ハイライト動画(2016/6/11)