五郎丸、フランスTOP14の「トゥーロン」に移籍へ、レッズは退団

五郎丸歩

五郎丸がフランスのプロリーグTOP14の「トゥーロン(Toulon)」に移籍へ

現在はスーパーラグビーのレッズ(豪)でプレーしている五郎丸だが、今シーズン終了後にレッズを退団し、フランスのプロラグビーリーグである「TOP14」の「トゥーロン(Toulon)」に移籍することがわかった。

レッズはプレーオフの道が既に断たれており、最後の試合は7月15日のレベルズ戦。TOP14は8月下旬に開幕し翌年6月まで開催され、トップリーグとスーパーラグビーとシーズンが重なることから、ヤマハやサンウルブズでプレーする可能性はなくなった。

現在レッズではカーマイケル・ハントに次ぐ2番手のFBとしてのプレーが続いている。トゥーロンも選手層が厚く、レギュラー争いは必至だが、競争を経て15番のジャージを着ることができるか注目だ。五郎丸がトゥーロンで試合に出場すると、TOP14で初めてプレーする日本人選手となる。

TOP14とトゥーロン(Toulon)について

フランスのプロラグビーリーグ「TOP14」は世界最大規模の観客動員数と収益力を誇るリーグとしても知られており、1試合当たりの観客動員数は1万4,326人と日本のトップリーグの6,470人と比べても倍以上、選手の年棒も高く、世界各国の代表選手が多く所属する。

TOP14では14チームによるホーム・アンド・アウェー方式の総当り戦を行い、上位6チームがプレーオフに進み優勝を争う。また、上位6チームはヨーロッパのプロクラブチームNo.1を決めるヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップの出場権を得る。

五郎丸が移籍するトゥーロンは2013年からヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップを3連覇した強豪で、TOP14の中でも最も資金力があるとされ、NZ代表マア・ノヌー、豪代表クエイド・クーパー、ジェームズ・オコーナー、南ア代表ブライアン・ハバナ、ウェールズ代表リー・ハーフペニーら世界的なスター選手を獲得、日本のスターである五郎丸にも手を伸ばした。これらのことから、スペインのレアル・マドリードになぞらえて、「銀河系軍団」とも呼ばれている。

トゥーロンとしては、2015年W杯で一躍スターとなった五郎丸の人気にも期待し、グッズ販売やテレビ放映権といったマーケティングやビジネスでの拡大も目論んでいるだろうが、トゥーロンではレッズでは叶わなかったレギュラーを獲得し、選手としてさらにレベルアップすることを期待したい。