代表に呼んだもののホセア・サウマキは日本代表の資格なし。。
耳を疑うようなニュースが飛んできた。
5月10日に発表された6月の日本代表対スコットランドとカナダ戦のスコッドに、ワールドラグビーの規定上、日本代表でプレーすることができないホセア・サウマキ(大東大4年)が含まれていることが分かった。
外国出身の選手が15人制の日本代表の選手になるには、
- 出生地が日本
- 両親、祖父母のうち一人が日本出身
- 日本で3年以上、継続して居住している
のいずれかを満たす必要がある。
サウマキは日本で3年以上住んでいることから、3つ目の条件は満たしている。
しかし、2012年10月にトンガ代表として7人制の試合に出場しており、別途ワールドラグビーが定める代表の「1ヶ国規定」に抵触することから現段階では日本代表の資格がない。
サウマキが日本代表の15人制の選手としてプレーするためには、
- 日本国籍を取得
- 前代表の最終戦から3年以上経過
- (日本代表として)7人制の国際大会に出場
の3つの条件を満たせば、日本代表資格を得ることができる。
サウマキは身長187cm、体重100kgと大柄ながらスピードのあるWTBの選手で、現在大東文化大学4年生で24歳。
アイランダー特有の身体能力の高さとパワルフな突進で将来を期待されている有望な選手。
今回は当然、日本代表ではプレーできない。
今回の日本代表スコッドには「不参加」を表明していたリーチマイケルがなぜか選出。
そのことに対しても協会からは納得出来る説明がないうえ、資格がないメンバーを選出するなど「ラグビー協会大丈夫?」と思ってしまう出来事が続いている。