サンウルブズ対ストーマーズ試合結果。最後に追いつかれ、悔しい引き分け

山田章仁

サンウルブズ、ラスト1分でストーマーズに追いつかれ引き分けに

スーパーラグビー第12節、サンウルブズはシンガポールで同じアフリカカンファレンス1に所属し、カンファレンス内1位のストーマーズ(南ア)を迎えた。

前回、4月8日の対戦時はスクラムで圧倒され、タックルも精度が悪く19-46で完敗している相手。サンウルブズはここまで1勝8敗で、この試合が10試合目。この試合で2勝目を挙げて、後半戦に勢いをつけたいところ。

サンウルブズ、前半はディフェンスで大健闘、ストーマーズをノートライに抑える!

赤道直下に位置するシンガポールは年中夏。夜でも気温は30度で蒸し暑く、選手にとっては厳しい環境の中、試合開始のホイッスルが鳴った。

立ち上がり早々、サンウルブズはマイボールスクラムを押されてその後のプレーでペナルティを取られる。ストーマーズのPGが決まり、0-3と嫌な立ち上がりとなった。

しかしその直後、今度はストーマーズのペナルティに対し、ピシがゴールを決め、すぐに3-3と追いつく。

前半11分、フィルヨーンのパントキックを山田がキャッチ、デュルタロと繋ぎラックから再び山田がボールを持ち出して左隅にトライ!山田は今シーズン8トライ目で、スーパーラグビー単独でトライ王に。キックは外れたものの8-3とリード。

その後、ストーマーズの20フェーズ以上に及ぶ攻撃をサンウルブズは下へのタックルを粘り強く繰り返して防ぐなど、この日は全員がよく走り、規律を守りながらのディフェンスが光った。

前半25分、31分にはピシがPGを決めて14-3とリードを広げ、なんと南アで最も強いストーマーズをノートライに抑えて前半を折り返した。

後半も集中力を切らさず奮闘するも、最後にトライを許し引き分けに

ストーマーズは蒸し暑さで体力を奪われ疲労困憊。ミスやペナルティが多いのは後半も変わらず。

サンウルブズは後半開始直後に相手ボールを奪うとピシから内側に切り込んできた山田が大幅にゲイン、カーペンター、日和佐、ピシとゴールと繋いで、最後はラックから山田がボールを持ってゴールに迫った。

山田がゴールライン上にボールを置いて、一度はトライの判定となったものの、TMOの結果ダブルモーションとの判定で、トライならず。

しかし、49分にはストーマーズのオフサイドからピシがPGを決めて17-3とリードを14点差とした。

ストーマーズは選手を交代させ、スカルク・バーガーらを投入すると徐々にペースを掴み始める。

59分にサンウルブズは自陣ゴール前の相手ラインアウトからモールで押され、ストーマーズにこの日初トライを献上。キックも決まり17-10となった。

その後ストーマーズのミスなどもありなんとか攻撃に耐えたものの、勝利目前となった79分、FBコルビがラックサイドを抜け出し大幅にゲイン、さらにストーマーズのFW、BK一体となった攻撃を防ぐことができず、最後は相手PRの縦突進でトライを許し、その後のゴールも決まって同点に追いつかれ17-17でノーサイド。

サンウルブズは相手のパフォーマンスが悪いこともあって、試合の主導権を握り、勝利まであと僅かと追い詰めたものの、ストーマーズ相手に大金星はならず。

ずっとリードし勝利が見えていただけに、悔しい引き分けとなった。

スーパーラグビー第12節対ストーマーズ戦のサンウルブズ選手採点と評価

2016.05.15