なぜ6月休養宣言をしたリーチがメンバーに?不可解な日本代表メンバー選考

リーチマイケル

なぜ休むと言ったリーチマイケルが代表メンバーに?

リーチは代表に選ばれる一方、同じく辞退したチーフス山下は選ばれず

ラグビー日本代表は6月12日(日)にアウェイでカナダ戦、18日(土)と25日(土)に豊田と味スタでスコットランド戦を予定している。

この3試合を戦うスコッド(候補)が先日発表され、そのメンバー43名を見て「あれっ?」と思った方が多いはずだ。2013年から休みがなく疲労が溜まっていることから6月の代表とチーフスの活動を休むとしていたリーチマイケルがメンバーに入っていたからだ。

リーチを含め、他にも堀江とツイの3人は代表、トップリーグ、スーパーラグビーの各チームで主力として試合に出場し続け、現在、体力的には相当厳しいと思われる。

また不思議なことに、チーフスの同僚でもあるPR山下裕史はチーフスでのプレーに専念したいと代表を辞退、山下はメンバー入りはしていない。ちなみに6月はウィンドウ・マンスと呼ばれるラグビーのテストマッチ期間でスーパーラグビーは開催されない。

薫田DORに説得され渋々同意したか?

リーチが選考されたことに現場の責任者である薫田真広ディレクターオブラグビーは「リーチとは何度も話をしている。日本ラグビーに対しては、いつもベストの状態でプレーできるように準備をしていると、前向きに話してくれました。コンディション調整に困惑していたが、常に日本のラグビーのことを考えてくれている。」と述べている。

薫田DORは以前、6月の試合もリーチに主将をしてもらいたいと話しており、日本代表メンバーを選考している時にリーチが休養するという情報をメディアを通じて知ってビックリ、なんとか6月の代表の試合もプレーするよう説得しているというのが本当のところではないか。

リーチは選手としてスーパーラグビー首位チーフスでも主力メンバーになるなど圧倒的な実力を持っているだけでなく、五郎丸に次ぐ知名度の高い選手で、チケット販売にも苦戦しているだけにマーケティング的にもなんとしてもメンバー入りしてほしい選手。

リーチからしたら、日本代表の大先輩でもあり所属する東芝の監督も務めた薫田DORからお願いされたら、疲れていて休みたくてもNOとは言えないだろう。

本人の意向を尊重すべき。いずれにしろ腑に落ちない選考

6月の代表の試合のメンバーは5月下旬に選手のコンディションを確認して43名から30名に絞り、カナダ遠征は25名で臨み、スコットランドとの2試合は残りの5人も加えたメンバーで戦う。

最終メンバーにリーチが入ったとしても、NZと日本の移動、さらに練習と試合と休みのないハードスケジュールに耐えられるのか、また選ばれなかったらなぜ43名のメンバーに選出したのか、いずれにしろ腑に落ちない選考となった。

リーチが休みたいと言っているということは、疲労は限界に達し、今は一杯一杯の状態なのだろう。日本代表にとっては痛手だが本人が休むといっている以上、そうさせてあげるべきではないだろうか。

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2016.05.10