NZラグビー協会会長「スーパーラグビーの拡大は避けられない」

スーパーラグビー

NZラグビー協会会長「スーパーラグビーのさらなる拡大は避けらない」

拡大し続けるスーパーラグビー、レベル低下に批判も

スーパーラグビーは1996年にNZ、豪、南アの3カ国12チームで始まり、2006年に14チーム、2011年に15チーム、さらに今年からサンウルブズ(日本)、キングズ(南ア)、ジャガーズ(アルゼンチン)の3チームが加わり18チームにて開催されている。

今年の新規参入の3チームは合計27試合を戦って僅か4勝のみ、キングズは1試合あたり平均で46点も得点されている。

新規参入組が苦戦していることや、遠征が多くなったことからスーパーラグビーの拡大に対して批判的な声も多く、エディー・ジョーンズは「スーパーラグビーのほとんどの試合を見ているが、眠くなるような試合も多い。18チームに増えたことで今年はレベルが下がった。」と述べている。参照(Fox Sports

NZ会長さらに「マーケットを拡大する必要がある」

批判的な意見は特にNZメディアで多く見受けられるが、NZラグビー協会のSteve Tew会長は批判を一蹴し「スーパーラグビーの拡大は避けられない。さらに発展する必要があり、ビジネスを早く進める必要がある」とメディアに答えた。

さらに「現在の運営方式は複雑で完璧ではないが、将来のための基礎作りの段階。基礎を強固にして、将来的にはさらに拡大し、新しいマーケットを獲得しなければならない」と述べた。

スーパーラグビーの選手は資金力のあるイギリスやフランスのチームに引き抜かれることがあり、サッカーなどと比べても人気や給料面で劣っているため、スーパーラグビーのレベルと人気を高めるためには、マーケットを拡大させることが重要だとの認識を持っているようだ。

テレビ放映権や試合、グッズ関連での収益を拡大させるため、将来的には比較的マーケットの大きい香港、シンガポールなどでチームを増やすことも考えているだろう。

日本のファンとしては「大阪にもう1チームを!」となるが、そのためにはサンウルブズの価値とレベルをより高めることが重要。サンウルブズは新たな日本のチーム誕生のための試金石ともなっている。