Planet Rugbyが選ぶスーパーラグビー第9節のベストフィフィーン
イギリスと南アフリカの大手ラグビーメディア「Planet Rugby」がスーパーラグビー第9節のTeam of the Week(ベストフィフィーン)を発表し、今季初勝利を挙げたサンウルブズからはCTB12立川理道とSOトゥシ・ピシが選出された。
立川の受賞理由として、10回ボールをキャリーし、39mゲイン、ディフェンスを打ち破ったのは4回、クリーンブレイク2回の他、ディフェンスでも10タックルと奮闘、攻撃時はCTB13のカーペンターと相性がよくお互いを助けたと評価。
ピシは司令塔として味方センター陣にスペースを与え、彼らがジャガーズのディフェンスを破るのを楽にし、3つのコンバージョンと、4つのPGを決め18点を獲得したと評価した。
立川は日本代表の選手の中でW杯前から最も成長した選手ではないだろうか。以前から日本人としては大柄のCTBで体の強さには定評があったが、ディフェンスでの確実性が増し、攻撃でもボールを持てばゲインし、大きなチャンスを作ることも多くなった。
サンウルブズの円陣などを注目して見てみると、円の中心で発言するなどBKのリーダーとしても存在感を示し、ピシが来季はイングランドに移籍することもあって、今後もチームの中心選手としてプレーで引っ張ってほしい。まだ26歳、これからのさらなる活躍が楽しみだ。
他の選手はブランビーズ(豪)に完勝したクルセイダーズ(NZ)からオールブラックスでお馴染みのイズラエル・ダグ ら4人、キングズ(南ア)に勝って好調をキープしているライオンズ(南ア)からホワイトリー主将ら4人が選ばれた。
スーパーラグビー第9節Planet Rugbyベストフィフティーン
ポジション | 選手 | チーム |
---|---|---|
PR1 | ジョー・ムーディー | クルセイダーズ |
HO | コーディー・テイラー | クルセイダーズ |
PR3 | ヴィンセント・コッホ | ストーマーズ |
LO4 | フランコ・モスタート | ライオンズ |
LO5 | ロペティ・ティマニ | レベルズ |
FL6 | ジャン=ルック・デュプレア | シャークス |
FL7 | マット・トッド | クルセイダーズ |
No.8 | ワーレン・ホワイトリー | ライオンズ |
SH | ファフ・デクラーク | ライオンズ |
SO | トゥシ・ピシ | サンウルブズ |
WTB11 | ネマニ・ナドロ | クルセイダーズ |
CTB12 | 立川理道 | サンウルブズ |
CTB13 | リース・ホッジ | レベルズ |
WTB14 | ルアン・コンブリンク | ライオンズ |
FB | イズラエル・ダグ | クルセイダーズ |