ワールドラグビー女子セブンズカナダ大会、日本は最下位
「HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ第4戦カナダ大会」に出場した日本女子セブンズ代表(サクラセブンズ)は初日の予選プールで3連敗、下位トーナメントである2日目のボウルトーナメントでも連敗を喫し、最下位で大会を終えた。男子に続き、女子も最下位とオリンピックに出場するセブンズ男女が本番を前に苦しんでいる。
<プールC>
サクラセブンズ 0-38 カナダ代表
サクラセブンズ 22-28 イングランド代表
サクラセブンズ 14–21 アイルランド代表
<ボウルトーナメント>
サクラセブンズ 10-33 フィジー代表
サクラセブンズ 5-12 アイルランド代表
サクラセブンズはカナダ、NZ、オーストラリアは特に苦手にしており、これらのチームには得点差が30点以上で大敗するなどオリンピックでメダルを獲得するには非常に厳しい状況にある。
シリーズ最終戦のフランス大会(5月28日、29日)に向けてレベルアップを図り、フランス大会では予選で勝利し、5位から8位を決めるプレートトーナメントへ進出し、一つでも上位を勝ち取りたい。
浅見敬子HCコメント
相手が強いというよりは、自分たち次第で勝敗は決まるということが分かった。今後は、自分たち自身を変えていくことに挑戦していかなくてはならない。ラグビーの技術以外の部分で今大会は勝ちきれなかった。スタッツは上がっているが勝ちに繋がらない部分は課題として捉えている。個々が勝ちにこだわる意識を練習から出していきたい。
中村知春キャプテンコメント
日本らしく戦えたとしても、勝てなくては意味が無い。自分たちのミスが勝敗に影響を与えた。普段の練習から自分自身に厳しくなることをチームで徹底して、5月のフランス大会に向けて準備していきたい。サクラセブンズの強さは、何度倒されても這い上がることだと思うので、世界一になるという目標をぶらさずに、ここからもう一度進んで行きたい。