ラグビー日本代表監督の不在は問題か?ジョセフ体制が始まるのは秋から

ジェイミー・ジョセフ

日本代表監督の不在に元Jチェアマンが問題だと苦言

元サッカーJリーグチェアマンで、元ラグビー日本代表フッカーの大東和美氏が31日、都内の外国特派員協会で会見。ラグビー19年W杯日本大会に向け・・(詳細はスポーツ報知にて)

選手としてはラグビーの元日本代表、選手引退後は早大ラグビー部の監督、Jリーグ鹿島アントラーズ社長、Jリーグチェアマン、日本サッカー協会副会長を歴任した大東和美氏がラグビー日本代表監督の不在について「非常に大きな問題」と語った。

日本代表は2015年10月のW杯終了とともにエディーとの契約が終了、次期HCに決まっているジェイミー・ジョセフは現在スーパーラグビーの田中史朗が所属するハイランダーズ(NZ)のHCをしておりシーズンが終わる今年の8月までは日本代表の指揮を執ることができない。

そのため、4月と5月に開催され若手主体で臨むアジアラグビーチャンピオンシップの韓国戦と香港戦は中竹竜二U20日本代表HCが指揮をとり、フル代表で戦う6月のカナダ戦、スコットランド戦はサンウルブズHCのマークハメットが代理でHCを務めることが決まっている。

日本代表HC決定までの経緯

日本代表HCの人選についてはラグビー協会が選考と契約に難航した経緯がある。

そもそも、次期日本代表のHCの本命とされていたのが、現在パナソニックのHCであるロビー・ディーンズ。スーパーラグビーではクルセイダーズを率いて優勝5回、NZ最優秀コーチ賞を受賞し、2011年W杯ではオーストラリア代表を率いて3位となった世界的な名将だ。

世界のラグビーに精通し、2014年からパナソニックを率いていることから日本にも精通、誰しもが適任と思っていたがディーンズは「代表の仕事には戻らない」と拒否。

別の候補であるアイルランドのマンスターやU20ニュージーランド代表HCの経験があり現在はNTTコムのHCを務めるロブ・ペニーとも話しがまとまらず、契約上すぐには指揮をとれないジェイミー・ジョセフになんとか決まった。

ジェイミー・ジョセフはベストな人選

ジェイミー・ジョセフもラグビーHCとしての経歴と経験は申し分なく、NZマオリ代表HCなどを経て2011年からはハイランダーズを率い、昨シーズンはスーパーラグビーを制した。

選手としては、NZ代表のキャップは20、日本では宗像サニックスブルースでプレー、さらに当時はルール上可能であったため、日本代表キャップも9保持している。選手としてもHCとしても有能な人物だ。

さらにジョセフは大の親日家で日本語もある程度話すことができ、NZでのHC時代も日本のトップリーグなどのスポットコーチを務め、日本のラグビー界とは縁が切れることなかった。

ジョセフに求められているのは日本代表を率いて2019年のワールドカップでベスト8以上の成績を残すこと。

代表監督不在となる状況については、確かに短期的にはマイナス面もあるだろうが、2019年のW杯をターゲットに捉えた場合、妥協してすぐに来日して仕事のできる人よりも、あくまでも2019年での結果を出すことをゴールした人選で、当面指揮をとれないことを考慮してもベストな人選だっと思う。

ジョセフはハイランダーズのHCを務める現在も日本協会のスタッフと定期的にMTGを行い、さらに選手のチェックも行っているという。サンウルブズHCマーク・ハメットとは同じNZ人で連携するのも簡単だ。

ジョセフにはハイランダーズでの2連覇を達成し有終の美を飾って来日し、日本代表HCとして仕事をしてもらいたい。ジョセフが日本代表のHCと指揮を執る最初の試合は11月にカーディフで行われるウェールズ代表との試合だ。

日本代表新HCが決定!ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ってどんな人?

2016.01.21