五郎丸歩、家族とともに失敗を覚悟で世界を目指す!

五郎丸歩

五郎丸、家族とともにオーストラリアでゼロからのスタート

日本ラグビー界のスターは、豪州に新天地を求めた。言葉は通じず、不自由さから、苦難を味わうこともあるだろう。それでも、日本にいては得られない「財産」が、埋まっていると信じている。(詳細は現代ビジネスにて)

日本においては、ラグビー史上最大のスターといっていいほどの知名度と人気を獲得した五郎丸。2015年W杯での活躍と端正な顔立ち、個性的な五郎丸ポーズと呼ばれるルーティーンで一気にスターへの階段を駆け上った。

五郎丸はサンウルブズからもオファーがあったが、自分のラガーマンとしての成長と家族のために選んだのはオーストラリアのレッズだった。

レッズのほうが家族と多くの時間を過ごすことができる

日本代表のバスの出発が近づいて、五郎丸が乗り込む間際に息子がこう言った。「パパ、行っちゃうの?」ぐずる息子に後ろ髪を引かれながらも、他のメンバーに迷惑をかけたくない五郎丸は、そのままバスに乗り込んだ。

記事の中ではドラマに出てきそうな親子の別れのシーンが出てくる。もちろんこれは実話で五郎丸と4歳の息子の話だ。この瞬間に五郎丸はW杯が終ったら家族との生活を優先した生活を送ろうと心に決めたのかもしれない。

意外かもしれないが、レッズとサンウルブズの2択の場合、レッズの方が圧倒的に家族と一緒に過ごせる時間が多い。サンウルブズの場合、全15試合のうち秩父宮での試合は僅か5試合のみで他はシンガポールで3試合、南アフリカで5試合、オーストラリアで2試合と遠征が続き、国内の拠点も東京となるため五郎丸の地元である静岡の磐田市にはほとんど帰ることができない。

一方、レッズはオーストラリアの東端にあるため、オーストラリア、ニュージーランドのチームとのアウェイでも飛行機で3時間以内、南アへの遠征は2回だけとサンウルブズに比べると遥かにスケジュール的に恵まれている。

国内では知らない人がいないほど人気者となり、外出するのも億劫になるがオーストラリアでは人目をあまり気にすることなく生活ができる。それもレッズを選んだ理由の一つだろう。

監督解任、チームは3連敗、スタメン落ちと試練が訪れる

そんな五郎丸だが、スーパーラグビーが始まり第3節が終わった時点で、早速日本では経験することのない壁にぶつかっている。第1節のワラタス戦では前半26分から出場しキックで5得点を挙げデビュー、続くフォース戦では勝負所で得意のキックを外し、攻守でも見せ場なく終えた。

チームが2連敗でスタートするとリチャード・グレアム監督が解任され、3月12日のレベルズ戦では出場の機会がなく、チームも負けて開幕3連敗と厳しいスタートとなっている。この試合FBで先発したライバルのカーマイケル・ハントは何度もボールキャリーして存在感を見せ、キッカーを務めたSOマッキンタイアーはプレースキックを5本全て成功させ、キッカーのポジションを確立しそうな雰囲気だ。

オーストラリアへの出発時には「失敗することで自身の成長に繋がる」と語った五郎丸。早速訪れた試練に自身の存在をアピールしてチームの勝利に貢献できるか、日本の多くのファンの期待と注目を受けながらこれからも挑戦が続く。

五郎丸のスタメン落ちは英語力不足のせい?12日レベルズ戦はベンチスタート

2016.03.11