日本代表新HCが決定!ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ってどんな人?

エディーが日本代表のHCを退任することが決まってから、ラグビー協会は強豪国or世界最高峰レベルのクラブチームを率いた経験、日本のラグビーに精通している事という2つの選考基準を掲げ候補者を絞り込んできたが、ようやく次期HCとしてNZ出身のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)氏に正式に決まった。

日本のスーパーラグビーのチーム「サンウルブズ」のHCはマーク・ハメット(Mark Hammett)氏に決まっており、日本ラグビーはNZ出身で元オールブラックスの2人によって率いられ、2019年日本開催でのワールドカップでベスト8を目指す。

ジェイミー・ジョセフは現在スーパーラグビーのハイランダーズのHCを務めている関係で、実際に日本代表を指揮するのはスーパーラグビーのシーズン終了後の8月以降となる。

ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)氏のプロフィール

経歴
1991-1995 マオリ・オールブラックス代表
1992-1995 NZ代表(20CAP)
1995 ラグビーW 杯出場(NZ代表で準優勝)
1995-2000 宗像サニックスブルース、日本代表(9CAP)
1999 ラグビーW 杯出場(日本代表でプール戦敗退)
2003-2007 NZウェリントンアシスタントコーチ
2006,2010-2012 NZマオリ代表ヘッドコーチ
2008-2010 NZウェリントンヘッドコーチ
2011-2016 NZハイランダーズ(スーパーラグビー)  、ヘッドコーチ 

1969年生まれの46歳。身長196cm、体重105kg。

選手としてはマオリ代表、NZ代表オールブラックスに選ばれ、コーチとしては2015年に世界最高峰のリーグであるスーパーラグビーでNZのハイランダーズを率いて優勝、選手としてもコーチとしても実績抜群の世界的に知られる人物。

注目すべきは1995年から6シーズンにわたり福岡のサニックスでプレーし、さらに日本代表にも選出(※当時は複数国の代表選手になることができた)され、日本代表選手としてもW杯に出場した経験を持っていること。日本語も話し、親日家として知られている。

選手としてだけでなくコーチとしても国際舞台での実績があり、さらに日本で選手として過ごし日本の文化やラグビーについても精通していることから、日本代表HCとして白羽の矢が立った。まさに日本代表のHCとしては適任といえるだろう。

ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)氏の人物評

エディー前HCは「人間的にも良く、本当に素晴らしい仕事をすると思う」と高評価している。

ハイランダーズでジョセフのもとでプレーする田中史朗は「練習に覇気がなかったらダッシュさせたり、エディーさんと同じく気持ちの部分を大切にする。そこは日本に合っているかもしれない。日本のことが大好きで日本語もしゃべられる。熱くなる部分もあるけど基本的にはスマートな人。エディーさんの時とはまた違った日本代表になると思う。すごく、楽しみです。」と語っている。

日本ラグビー協会の坂本典幸専務理事は選んだ理由として「今までの経歴、世界のネットワークがあること、日本の事情を良く知っていることが大きい」とし、平尾誠二神戸製鋼GMは「人間的にもプレーも愚直な男。サッカーもそうだと思っていますが、日本を知らない外国人では、なかなか結果が出ないと思っています。いい人選ではないかと思う。いい結果を出してくれる。」と期待した。

ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)氏のコメント

「私と日本ラグビーとのつながりは何年も前に遡りますが、日本が持つ文化、そしてラグビーに対する情熱は、ずっと素晴らし いものだと思っていました。昨年のラグビーワールドカップ 2015 に発揮された努力の成果は世界のラグビーにとっても歴史的 に重要なものでした。私が日本代表でプレーしていた時と比べ、日本ラグビーがどれだけの成長を遂げたのか、はっきりとわ かるものでした。選手、日本ラグビーフットボール協会、そして、日本の人々が抱く代表チームに対する誇りを、私は十分に理解しています。ラグビーワールドカップ 2019 年大会に向け、日本のラグビーを前進させていくことは、真の挑戦であり、また、 名誉なことであると考えています。私は、この任務に胸を高鳴らせ、就任を楽しみにしています。」

日本ラグビーに対する敬意と期待とHC就任が決まった高揚感が感じられる素晴らしいコメント。遅れながらも日本ラグビーがさらにレベルアップするための司令塔が決まりいよいよ2019年に向けての強化がスタートする。

とはいえ代表選手の過密スケジュールや待遇、トップリーグをはじめとする運営や日程、グランドの芝問題など課題や改善点は多い。新しいHCの意見も参考にして強い日本代表を作るために様々な改革が必要だ。