花園入場者が過去最多、大学選手権の出場校は8校に、日本とエディーの未来

デイリーニュース

高校ラグビーの総入場者が過去最多の12万人に

第95回全国高校ラグビーフットボール大会決勝は1万3498人が入場し、今大会の総入場者数は12万7123人に達して、93回大会(2013年度)の10万9434人を上回り大会史上最多となった。(毎日新聞)

2015年W杯での日本代表の活躍が日本ラグビーの様々な分野においてプラスの波及効果をもたらしている。今回の全国高校ラグビー大会では総入場者数と1試合平均において過去最多を記録、多くの観客で花園は賑わった。

各地のラグビースクールでもW杯後に入部者が急増し、五郎丸や田中史を目指して楕円球を追っているちびっ子も多いと聞く。W杯をきっかけにラグビーを始めた子供やラグビーに興味を持ったファンに対し、これからもその魅力を提供し続けられるか。まずは今年のスーパーラグビーへの参戦で真価が問われる。

国内シーズン短縮化へ…大学選手権出場校数8校に縮小

日本ラグビー協会が、来年度の大学選手権の出場校数を8校に変更する方針であることが分かった。(スポニチ)

来シーズンから大学選手権は18校から8校へ、日本選手権は10チームからトップリーグ3チームと大学1チームの4チームにて開催される見込みとなった。大学選手権は帝京や東海などの上位と下位のチームの実力差が大きく、決定した通り8校程度が妥当だろう。

日本選手権については、1960年からの伝統ある大会ではあるが、トップリーグが始まったことから廃止してもいいのではないか。昨年はトップリーグはパナソニック、日本選手権はヤマハが優勝したが、どちらの優勝により価値があるのか初心者のラグビーファンには判断が難しい。

もちろん、一発勝負でトーナメント方式の日本選手権よりトップリーグでの優勝の方が評価されるべきだが、大会もシンプルに分かりやすくすべきだ。日本選手権が廃止されると、大学チームが社会人に挑戦する機会がなくなるが、それはまた別途トップリーグ王者と大学王者をマッチメイクすればよい。

日本ラグビーの未来、ジョーンズ時代と張り合えるか

それは、昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)で最もしびれる、あり得ないような瞬間だった。規定の試合時間、80分が過ぎてから4分。(詳細は日経新聞にて)

2015年W杯で日本を率いたエディー・ジョーンズはイングランドのHCに、日本代表は新しいHCの下で新たなスタートを切ることになる。

全てを管理し世界で最も厳しい練習を課すエディーと文句を言わず従順な選手の多い日本の選手の組み合わせはマッチングとしては最適だったかもしれない。エディーのプラン通りに物事は進み、選手は「日本の歴史を変える」ためにハードワークをこなし結果を出した。

エディーは新天地イングランドでは日本のようにスムーズにことが運ばないだろう。選手からは厳しい練習に文句が出るかもしれない、クラブチームは代表の強化に協力しないことも考えられるし、言葉の分かるイングランドではメディアの批判もそのまま耳に入ってきてプレシャーを感じるだろう。

一方の日本代表。2019年W杯は初の自国開催、W杯で3勝を挙げたことから次に求められるのは最低でも8強。その目標を達成するには全てにおいてレベルをアップさせないと難しい。新しいHCが誰になってもエディーより厳しいコーチはいないだろう。そこで楽をしてしまっては目標達成は不可能。これまでのエディー時代に培ってきた財産と新しいHC体制での経験を合わせて世界の強豪に伍するチームにならなければ。

2019年W杯でエディー率いるイングランドと日本代表が決勝トーナメントで対戦することがあれば、この上なく盛り上がること間違いなしだ。