【観戦記】第53回大学ラグビー選手権準決勝 東海大学vs同志社大学

東海大学ラグビー部

全国大学ラグビー選手権2016準決勝東海大学vs同志社大学

2016年度の全国大学ラグビー選手権は東海、同志社、帝京、天理がベスト4へ進出、準決勝の対戦は東海vs同志社、帝京vs天理という関東対関西の構図となった。

1月2日に秩父宮ラグビー場で行われた準決勝第1試合目は関東大学リーグ1位の東海大学と関西大学Aリーグ2位の同志社大学の戦い。

同志社大学は12月17日、花園に集まった大勢のファンを前に早稲田を47-31で下し勢いよく東京に乗り込んできたものの、その前に東海大学が大きくたちはだかる試合となった。

東京はこの日晴天で、コートとマフラー姿では暑いほどのポカポカ陽気。秩父宮には1万5,000人を超える観客が詰めかけ、熱気あふれる中試合開始のホイッスルが鳴った。

試合開始直後、東海No.8テビタ・タタフがトライ!

テビタ・タタフ

先制トライは試合開始からわずか2分、東海のNo.8テビタ・タタフがモールからアタックしトライを決めた。

ラインアウトの攻防

ラインアウト

メインスタンドの観客が見つめる前でのラインアウト。ラインアウトはどちらも確保できた。

前半8分、テビタ・タタフが早くも2本目のトライ!

テビタ・タタフ

今度はスクラムからのサイドアタックでトライ。

意気揚々と引き上げる東海フィフティーン

東海大学ラグビー部

試合開始直後に立て続けに2本トライを取って、自陣に引き上げてくる東海フィフティーン。

東海大学CTB鹿尾のトライ!

鹿尾

前半12分、東海大学はラインアウトからBKに展開しCTB12鹿尾がトライ、早くも21-0とリードを広げた。

反撃開始する同志社

同志社大学ラグビー部

厳しい立ち上がりとなった同志社、WTB松井千士がアタックするもタタフに止められる。

同志社FB崎口銀二朗がトライ!

同志社 崎口銀二朗

同志社は前半16分、得意のBKのアタックでFB崎口銀二朗がトライし、反撃の口火を切った。

同志社WTB安田卓平のトライ!

同志社

同志社はタックルからターンオーバーするとSO永富がゲインしWTB安田にパス

安田卓平

安田がそのまま走り切りトライ!12-21と迫った。

東海がタタフ、藤崎のトライで突き放す

藤崎眞樹

前半30分、東海はタタフがスクラムかサイドからトライを取り早くもハットトリック達成、さらに36分にはグラバーキックを転がし、同志社松井がボールをキャッチした瞬間に東海WTB藤崎眞樹がタックル、こぼれたボールを押さえてトライを取った。

結局、東海大学は前半だけで6トライを取り、40-12と大きくリードして折り返した。

後半も東海大学が主導権を握る

東海大学ラグビー部

前半同様、後半もスタート直後に東海大学がトライ。秩父宮には多くの同志社ファンも駆けつけ応援したが一方的な展開に。

修正を図る同志社フィフティーン

同志社

トライ後に山田キャプテンを中心に修正点を話し合うも、東海の圧力の前に苦しい状況は続く。

東海LOテトゥヒ・ロバーツの突進

テトゥヒ・ロバーツ

グラウンドの中にいる30人の中でもひときわ目立つのが東海大のテトゥヒ・ロバーツ。身長190cm、体重110kg。ボールを持っての突進は迫力十分。

後半13分、東海SH湯本睦がトライ

湯本

東海大学はFW、BK一体となったプレーでSH湯本睦がトライ。

FWで圧倒する東海大学

東海大学ラグビー部

体格差もあり、スクラムやモールでは東海大学が圧倒、FW戦での劣勢が同志社が厳しい戦いを強いられる要因ともなった。

渡邉隆之

後半29分、東海はモールで押し込み最後はPR日高将吾がトライ。

東海No.8テビタ・タタフ5つ目のトライ!

テビタ・タタフ

この日大活躍のテビタ・タタフ、後半37分にボールを受けると一人をハンドオフでかわして独走、

テビタ・タタフ

ハーフウェイ付近から約50mを走って左隅にトライ!これがこの日5本目のトライに。しかもこの日は21歳の誕生日。

最後はアタアタ・モエアキオラがトライ!

アタアタ・モエアキオラ アタアタ・モエアキオラ

試合終了間際、アタアタ・モエアキオラがトライ!

最後に東海FB野口竜司がコンバージョンを決めノーサイド

同志社

最後まで集中力を切らさず、東海はトライを取ってノーサイド。

東海大学が74-12で同志社に勝利、決勝進出!

東海大学の勝利

東海は後半にトライを6つ取る一方、同志社にスコアを許さず74-12で完勝。特にFWはスクラムで圧倒しただけでなく、運動量が豊富でブレイクダウンでの攻防でも優勢、BKにリズムよくいいボールを供給する攻撃の起点となった。

5トライを取ったテビタ・タタフの強さと走力は圧巻で、NHKで全国放送されたこともありその名を轟かせた。

一方の同志社大学、試合開始直後に立て続けにトライを取られた後、なんとか2トライを返したものの、東海FWの圧力が強く後半に疲れからか足が止まり、自慢のBK陣の展開力を発揮することはできなかった。今回の敗戦をバネに来年秩父宮での奮起を期待したい。

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