ラグビー日本代表2016年11月テストマッチ4試合のまとめ

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ラグビー日本代表2016年11月テストマッチ4試合のまとめ

ジェイミー・ジョセフHC新体制で迎えたラグビー日本代表11月のウインドウマンス。対戦する4カ国はどこも日本より世界ランキングで上の国。

代表入りを辞退した選手や、怪我をした選手が出たことから10月に発表された代表スコッド32名のうち17名がノンキャップというフレッシュなチーム構成となったが、アウェイでのジョージア戦で1勝を挙げ、世界ランキングも12位→11位としてウインドウマンスを終えた。

成績は1勝3敗で物足りなさも感じるが、新しい選手の力量を試し、ポゼッション重視からキックを多用する戦術でも戦えることを証明したことなど収穫も多かった。

日本代表の活動は26日のフィジー戦で一旦終了、2月から始まるスーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」を通して強化を図り、来年6月のテストマッチでより完成したチームで試合に挑みたい。

組織的な守りができずアルゼンチンに完敗

日にち 対戦相手 場所 結果 トライ
11月5日  アルゼンチン代表  秩父宮  20-54で負け  マフィ、レメキ 

テストマッチ初戦の相手はアルゼンチン。準備期間が短く、新メンバーが多い日本は組織的なディフェンスができず、あっさりとトライを奪われる場面があるなど、7トライを奪われ完敗した。

しかし、スクラムは前半に押されたものの徐々に修正し、後半はなんとか持ちこたえ、初キャップを得た梶川喬介がナイスタックルで奮闘、山田章仁、レメキ・ロマノ・ラヴァ、松島幸太朗のバックスリーは何度もチャンスメイクするなど今後に期待を持たせる試合でもあった。試合の詳細はこちらにて。

バックスリーの決定力で勝りジョージアに勝利!

日にち 対戦相手 場所 結果 トライ
11月12日  ジョージア代表  トリビシ  28-22で勝ち  松島、レメキ(2)、福岡 

ヨーロッパ遠征の初戦は強力FWを擁するジョージアと対戦した。

スクラムでは押され、ラインアウトも確保できずセットプレーに苦しんだが、ディフェンスでは奮闘し、あっさりとトライを奪われることも少なかった。

アタックはキックを多く使った攻めが効果的で、キックからの仕掛けでトライを奪うなど新生ジャパンの新しい方向性が見えた試合に。敵地で、ランキングでは日本よりも上位のチームに勝ったことで日本は自信を得ることができた。試合の詳細はこちらにて。

金星とはならなかったものの、最後まで奮闘したウェールズ戦

日にち 対戦相手 場所 結果 トライ
11月19日  ウェールズ代表 カーディフ  30-33で負け  山田、福岡、ロトアヘア 

11月ウインドウマンスの大一番は世界ランキング6位のウェールズ戦。カーディフの巨大スタジアムには73,969人の観客が押しかけた。

セットプレーは安定、守っては粘り強く低いタックルで相手に大きくゲインさせず、スコアも僅差で追いかける展開に。74分に松島幸太朗のインターセプトから日本がボールを繋ぎ、最後はロトアヘアがトライし、残り5分で30-30と強豪を追い詰めた。

しかし79分にウェールズにドッロップゴールを決められ、日本は惜しくも勝利ならず。敗れはしたものの、日本は目の肥えたウェールズのラグビーファンも唸らせる素晴らしい戦いぶりだった。試合の詳細はこちらにて。

最後はフィジーの個の強さと速さに完敗

日にち 対戦相手 場所 結果 トライ
11月26日  フィジー代表  仏ヴァンヌ  25-38 松島(2)、イラウア

最後の試合はフィジー戦。試合は中立地であるフランスのヴァンヌで行われた。

日本の空いたスペースへキックを多用する戦術が、アンストラクチャーからの攻めが強力なフィジー相手に通用するか注目されたが、その前にミスからトライを許す厳しい展開に。

長い遠征からの疲れからかウェールズ戦で見せたような低いタックルも見られず、大きくて強いフィジー選手を止めることができなかった。

後半に松島らのトライで反撃したものの時遅しで、前半31分から1人少ないフィジー相手に完敗した。試合の詳細はこちらにて。

2016年11月ラグビー日本代表試合結果

日にち 対戦(世界ランキング) 場所
11月5日(土) 日本代表 20-54 アルゼンチン代表 東京、秩父宮
11月12日(土) 日本代表 28-22 ジョージア代表 ジョージア、トビリシ
11月19日(土) 日本代表30-33 ウェールズ代表 ウェールズ、カーディフ
11月26日(土) 日本代表 25-38 フィジー代表 フランス、ヴァンヌ